超金融緩和でダブついたカネが怪しげな企業に流れ込む。フェイクな奴らがバブル再来を謳歌する一方、貧困層は増大し経済格差は広がるばかり。そんな現状に鉄槌を下す痛快経済小説『特捜投資家』の本文を特別公開! 全国紙時代の先輩・三浦から城隆一郎の情報を得た有馬。だが有馬自身も新聞社を辞めた理由を三浦に問い質される──。
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自己資金だけで運用を行う
謎の天才投資家は、
我々凡人とは住む世界がまるで異なる
『特捜投資家』第3章─傲慢な投資家(3)