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渾身の調査レポートを
ゴミ扱いされた元新聞記者は、
どこがどう「間抜け」なのか?

『特捜投資家』第5章─ワルの錬金術(1)

超金融緩和でダブついたカネが怪しげな企業に流れ込む。フェイクな奴らがバブル再来を謳歌する一方、貧困層は増大し経済格差は広がるばかり。そんな現状に鉄槌を下す痛快経済小説『特捜投資家』の本文を特別公開! 投資家・城隆一郎の依頼でミラクルモーターズの調査を開始した有馬。同社トップの黒崎にインタビューするうち年収2000万でスカウトされるが──。

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