本書は縄文時代の土偶や埴輪など、中でも可愛らしい作品から、仏像や中世絵巻と近代絵画に至るまで、「ゆるカワ」美術作品にフォーカスした一冊だ。紹介される作品解説に触れてみれば、日本美術史は想像以上に可愛い側面があることに驚くだろう。

続きを読む