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ノーベル経済学賞受賞!
3分でわかる因果推論と経済学の歴史

◎メタボ健診を受けていれば健康になれる ◎テレビを見せると学力が下がる ◎偏差値の高い大学に行けば収入が上がる 一見正しそうに見えるが、実はこれらの通説は経済学の有力な研究ですべて否定されている。ここでいう「メタボ健診」と「健康」のように、「2つのことがらが因果関係にあるかどうか」を調べる方法のことを「因果推論」(いんがすいろん)と呼ぶ。 アビジット・バナジー氏、エステル(エスターとも)・デュフロ氏、マイケル・クレマー氏が先日ノーベル経済学賞を受賞したのもこの分野だ。 この因果推論の考え方を一般書で初めて紹介し、『週刊ダイヤモンド』2017年ベスト経済書第1位を受賞した書籍『「原因と結果」の経済学』は、2017年刊行にもかかわらず現在でも売れ続け、5万部を突破するロングセラーになった。毎日新聞朝刊、日経新聞朝刊に書評が掲載され、池上彰氏も「私たちがいかに思い込みに左右されているかを教えてくれる」と推奨している。 この因果推論が、なぜ経済学の一分野として扱われるようになったのか。経済学のなかでどのように発展してきたのか。『「原因と結果」の経済学』から、一部を特別に抜粋する。

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