日本が「世界の大国」の名を欲しいままにした1980年代に長期政権を担った、中曽根康弘元首相が死去した。激動の戦後、高度経済成長時代、バブル経済時代、そして平成の「失われた30年」を、一貫して政治の第一線から見つめ続けてきた中曽根氏が、日本人に遺そうとしたメッセージとは何か。ダイヤモンド編集部が2010年6月に行った単独インタビューを、再掲載する。

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