賃金が上がらないのは、日本企業が低賃金でしか採算を取れないからだ 野口悠紀雄: 一橋大学名誉教授 政策・マーケット野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る 2020年3月12日 5:10 会員限定 人手不足がいわれるのに賃金が上がらないのは、零細企業が人減らしをして放出された低賃金の働き手が規模の大きい企業で非正規雇用されているからだ。問題の本質は低賃金でしか採算がとれないほど日本企業の力が落ちていることだ。 続きを読む 関連記事 賃金が上がらない国になった、日本を待ち受ける「修羅場」 野口悠紀雄 韓国に1人当たりGDPや労働生産性で追い抜かれた日本の行く末 野口悠紀雄 もはや先進国とは言えない日本、アジアでの「あり得る未来」とは 野口悠紀雄 「日本はソフトな独裁国家」天才哲学者マルクス・ガブリエルが評するワケ マルクス・ガブリエル 特集 最新記事 フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える 参院選2025で「外国勢力の介入」はあったのか?平デジタル大臣が危惧する「民主主義を揺るがす認知戦」 続・続朝ドライフ 史実では「困ったときのやなせさん」――嵩は“ファイティングやない” 漫画を描けぬまま走り出したその理由【あんぱん第101回】 デキる上司のズルい一言 仕事ができる人が上司に「会議室で相談しない」納得のワケ ニュースな本 最難関なのに茶髪もピアスもOK!一流企業社長やサッカー日本代表を輩出した中高一貫校の“ぶっ飛んだ個性”の育て方 数字は語る 基礎的財政収支が赤字の間に、債務残高対GDP比は改善、それでも安易な財政拡張は禁物だ 最新記事一覧