パラリンピックを創った日本人医師・中村裕と「太陽の家」

新型コロナウイルスの感染症拡大がなければ、この夏、世界は「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催で盛り上がっていたはずだ。そして、パラリンピックの開催でパラスポーツが注目され、ひとりの偉人が改めて注目されていたにちがいない。中村裕医師(医学博士)――昭和40年に、「No Charity, but a Chance!(保護より機会を)」を理念に、〈太陽の家〉を創設した人物だ。いま、社会で障がい者雇用が進むなか、中村医師の足跡を振り返ってみよう。

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