「企業利益の回復」は見かけ上のもの、そのカラクリは雇用調整助成金にある 野口悠紀雄: 一橋大学名誉教授 政策・マーケット野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る 2021年3月11日 4:10 会員限定 2020年10~12月期に企業の営業利益が回復したのは従業員の休業手当が雇用調整助成金で賄われ、人件費負担が軽減されたものだ。雇用調整金の特例措置がなくなると回復は幻に終わる。 続きを読む 関連記事 コロナ「失業格差」と雇用流動性低下を生んだ、雇用調整助成金の功罪 八代尚宏 上場企業でついに始まった、「全社員に退職勧奨」と「売り上げ97%減」 井出豪彦 20年10~12月期GDPの急成長が示す「正しいコロナ対策」 野口悠紀雄 10~12月期GDP「大幅マイナス成長」の伏兵と、見据えるべき今後の不確実性 小林俊介 特集 最新記事 フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える 参院選2025で「外国勢力の介入」はあったのか?平デジタル大臣が危惧する「民主主義を揺るがす認知戦」 続・続朝ドライフ 史実では「困ったときのやなせさん」――嵩は“ファイティングやない” 漫画を描けぬまま走り出したその理由【あんぱん第101回】 デキる上司のズルい一言 仕事ができる人が上司に「会議室で相談しない」納得のワケ ニュースな本 最難関なのに茶髪もピアスもOK!一流企業社長やサッカー日本代表を輩出した中高一貫校の“ぶっ飛んだ個性”の育て方 数字は語る 基礎的財政収支が赤字の間に、債務残高対GDP比は改善、それでも安易な財政拡張は禁物だ 最新記事一覧