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プリンシプルなき日本の電力システム改革、今のままでは未来は語れない

電力システム改革を問う(下)

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昨年秋に初めての入札が行われた容量市場は、限界費用がほぼゼロの再エネが潤沢な世界への移行に必須のものだが、安定供給という公共的価値へのコスト負担に反発する声も上がる。今年初めの電力需給の逼迫や価格高騰は、わが国の電力供給が過度にLNGに依存していること、システム改革の中で燃料調達リスクが想定されていなかったことを露呈させた。それぞれ単発的な議論が行われているが、電力システム改革は現実を見極め、明確なプリンシプルを確立すべきではないか。

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