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「ツッコミがおもしろい」という壮大な勘違い

なぜM-1審査員はみんな「ボケ担当」なのか?

お笑い、好きですか? わたしは好きです。芸人さんってめちゃくちゃ頭いいですよね。奇想天外なボケに対してコンマ何秒単位で調節された絶妙のタイミングで繰り出されるツッコミ。会話の芸術ですよ。だからつい勘違いしちゃうんです。「おもしろいのはツッコミ役だ」って。この前のM1グランプリ観ました? 錦鯉。あの「審査員」のラインナップを見て気づいたことがあるんです。オール阪神・巨人の巨人、サンドウィッチマンの富澤たけし、ナイツの塙宣之、ダウンタウンの松本人志、元海原千里・万里の上沼恵美子。全員に共通していることがあります。みんな「ボケ担当」なんです。中川家の礼二はツッコミ担当のはずですけど、ボケの方が有名ですよね。立川志らくもいますけど、落語はボケそのものでしょう。なぜ、ボケ担当が「おもしろさ」を評価する立場になれるのか。そこに大事なことが隠されていました。関西弁のエッセンスから「人が幸せになる会話」を紐解く『会って、話すこと。』という本があります。著者の田中泰延氏は生粋の大阪人です。彼は言います。「日常会話にツッコミはいらない」と。なんでやねん。お笑い好きの方、ぜひご意見聞かせてください。

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