グローバル大企業は、富や人を吸引し、巨大な社会空間を形成している。これは、さながら「21世紀の荘園」とも呼ばれる存在だ。中世の荘園では、租税を納めない権利があった。現代の荘園たるグローバル大企業が、世界の様々な拠点の税制を駆使して節税にいそしむ姿は、中世の荘園と相似形だ。荘園と化したグローバル大企業が、従業員に提供する現代の「庇護」を例示するとともに、グローバル大企業に対抗する伝統的な日本企業の今後の在り方や、グローバル大企業に内在するリスク、そして新しく生み出された国家の課題を明快に解説する。
続きを読むグローバル大企業は「21世紀の荘園」、富の偏在で高まる国家の“嫉妬リスク”
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