ストレスなどによって免疫系が過剰に刺激され、ウイルスや細菌に感染しているわけでもないのに白血球が異物を排除しようと正常な細胞を攻撃し、発熱や炎症が起きるのが自己免疫疾患だ。近年の精神医学の大きな進歩で、それが脳でも起きており、さまざまな精神疾患の原因となる仕組みがわかってきた。

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