伝統的な大企業とベンチャーなどの新興企業との違いをいくつ言えるだろうか? さまざまにあげられる中で、もっとも大きな違いの一つに「活用できる資源が多いかほとんどないか」が、きっと登場するだろう。資源はないよりあるほうがいい? 一般論としてはそう言えるだろうが、実はこの点は、新しいビジネスモデルを構想し、実行しようとするときに大きな制約となる場合がある。カニバリゼーションを引き起こす可能性があるからである。カニバリゼーション(以下、カニバリと略す)――日本語では「事業の共食い」と呼ばれる現象が、特に伝統的な企業を悩ませている。ビジネスモデル論の第一人者で早稲田大学ビジネススクール教授の山田英夫氏が書いた『カニバリゼーション 企業の運命を決める「事業の共食い」への9つの対処法』では、カニバリが起こる構造を解き明かしている。今回は、既存の経営資源が使えなくなるカニバリに直面した凸版印刷が、どのようにそれを乗り越えて成功したかを見ていこう。
続きを読む伝統企業がカニバリを乗り越え、新事業を大成功させた方法
トレンドウォッチ
特集
最新記事
かしまし大河ドラマ
織田信長の死で、最も得をした武将は誰?羽柴秀長最大の見せ場「四国征伐」の真相〈大河ドラマ「豊臣兄弟!」第36回〉
Lifestyle Keyperson
「課長で止まる人」と「役員まで出世する人」の決定的な違い
Lifestyle Analysis
「儲けようとは考えていない」インディーゲーム開発者が明かした「先月の売り上げ」がリアルすぎる【東京ゲームショウ2026】
サンキー図で「お金の流れ」が1秒でわかる 見るだけ決算書
【2027年春、ディズニーリニューアル】総投資額1000億円でエリア刷新…財務体力に不安は残る?
人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術
老後「もっと早く変えておけばよかった」と悔やむこと・ワースト1







