部下の失敗を許容できるか否か。これは、リーダーの資質に関わってくることだ。あまりに失敗を恐れると新しいことには挑戦できないし、何の対策もなく「失敗を恐れなくていい」とけしかけるのも無責任になる。東北楽天ゴールデンイーグルス社長として「日本一」と「収益拡大」を達成し、現在は、宮城県塩釜市の廻鮮寿司「塩釜港」の社長にして、日本企業成長支援ファンド「PROSPER」の代表として活躍中の立花陽三氏も、初著書である『リーダーは偉くない。』の中で、「失敗とどう向き合うかが、リーダーにとっては重要な課題」と指摘する。立花氏は、失敗についてどのように考えているのか。本書の内容をもとに解説する。(構成:神代裕子)
続きを読む【仕事ができるリーダーの鉄則】「部下に仕事を任せるか否か」のたった3つの判断基準
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