ビジネスとデザインの関係を語る際に、ソニーの取り組みを例に挙げるのは「鉄板」ともいえる。そこで示されるデザインの多くはプロダクトであり、グラフィックだが、近年、それらとは異なる「デザインの力」がソニーのビジネスを動かしている。現在、エンタテイメントに軸足を置くソニーが描いた10年後のありたい姿「Creative Entertainment Vision」。その作業にグループのデザインを統括する組織も大きく関与した。ソニーグループのデザインを統括するクリエイティブセンターの石井大輔氏に話を聞いた。

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