日本銀行が5月の金融政策決定会合で政策金利を据え置いたのは、トランプ関税の不確実性の中、目先の利上げにこだわらない一方、いつでも利上げが再開できるよう金融政策正常化の道を残すためだ。早ければ次々回の展望レポートが出る10月決定会合で、次の利上げの可能性が高まる。

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