「テストでいい点をとったら、欲しいものを買ってあげるよ」と、声かけをしたことがある親は少なくないだろう。子どもにやる気を出させるためについつい言ってしまいがちなセリフだが、この方法を続けていると、褒美がないと頑張れない子になってしまうという。どうすれば、褒美がなくても頑張れる子どもに育つのだろうか。元東京都公立小学校指導教諭で、ベネッセ教育研究所の主席研究員である庄子寛之さんは、著書『自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』で「大切なことは、結果よりも過程を評価すること」と語る。本記事では、子どもの「自ら頑張る力」を育む声かけのコツを詳しく紹介する。(文/神代裕子、ダイヤモンド社書籍オンライン編集部)
続きを読む