子どもの話に耳を傾けているつもりの親でも、何気ないひと言が子どもの口を閉ざしてしまうことがある。「正しいこと」よりも、「わかってほしい」が先にあるのが子どもの心。その“サイン”をどう受け取るかで、関係は少しずつ変わっていく。そこに、“わかってくれる大人”への第一歩がある。※本稿は、宮口幸治、田中繁富『「頑張れない」子をどう導くか――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

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