取引先や配偶者など、身近な相手との間における、どうにも理解不能な記憶のスレ違いは、だれもが経験したことがあるのではないか。絶対にそんなことは言ってないのに、「言った」と言って譲らない。あるいはまったく聞いていないことを「たしかに伝えた」と相手に自信たっぷりに主張される。このような「言った・言わない問題」はどのようなメカニズムで起こっているのか?

続きを読む