榎本博明

心理学博士

えのもと・ひろあき/1955年東京都生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻に学び、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、MP人間科学研究所代表。著書に『伸びる子どもは○○がすごい』『「指示通り」ができない人たち』(以上、日経BP)、『自己肯定感という呪縛』(青春出版社)、『60歳からめきめき元気になる人-「退職不安」を吹き飛ばす秘訣』(朝日新聞出版)など多数。

「先輩はミスしたことないんですか!」職場で「謝らない若手」が急増している4つの理由
榎本博明
職場で「すみません」を言えない人が増えている。ミスを指摘されると「先輩だってミスしたことあるじゃないですか!」と逆ギレする若手社員。謝罪どころか攻撃的な反応を示す部下に、管理職は困惑している。なぜ当たり前の謝罪ができないのか。その背景には、自信のなさ、比較意識、認知能力の問題など、複雑な心理的要因が隠されていた。
「先輩はミスしたことないんですか!」職場で「謝らない若手」が急増している4つの理由
「うさんくさい謝罪」と「心に響く謝罪」の決定的な違い【心理学博士が教える】
榎本博明
世間では「謝罪」が大流行りだ。不祥事や事故を起こした企業の謝罪、問題発言をした政治家の謝罪、不倫をした芸能人の謝罪……と、さまざまな謝罪の言葉や映像が世間にはあふれかえっている。しかし、こうした謝罪の言葉を聞いていると「本当に自らに非があると思っているのだろうか?」といぶかしく思ったり、うさん臭さを感じてしまうことも多い。「とにかく謝ればいいんだろう?」といった本音が透けて見え、「そんなもので納得できるわけがないだろう」とあきれてしまうのだ。「誠実な謝罪」と「いかがわしい謝罪」とはどこが違い、どうしたら見分けられるか。そして自分が謝る立場になった場合、謝意がきちんと伝わるよう誠実に謝るには何に気をつけたらいいのだろうか?
「うさんくさい謝罪」と「心に響く謝罪」の決定的な違い【心理学博士が教える】
「自分は自己肯定感が低いからダメなんだ」という日本人の悩みが、あまりにも的外れな理由
榎本博明
自己肯定感は高くないとダメなのだろうか――。欧米諸国と比べて、日本の若者の自己肯定感が低いというデータがあるが、そもそも、自己肯定感がどのようなものなのか、どのように測定されるのかを知らないことは少なくない。本稿では、自己肯定感を測定する10の項目を紹介する。
「自分は自己肯定感が低いからダメなんだ」という日本人の悩みが、あまりにも的外れな理由
「自分に満足」と答えた日本の若者はたったの4割!?米国と比べた「自己肯定感格差」の根本原因
榎本博明
日本の若者は自己肯定感が低いといわれている。内閣府が行った「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(2018年)によると、「自分に満足している」と答えた若者は、欧米諸国が8割だったのに対し、日本の若者は4割強しかいない。どの国際比較データをみても、欧米諸国と比べて日本の若者は飛び抜けて自己肯定感得点が低いのは事実である。それは、なぜだろうか?
「自分に満足」と答えた日本の若者はたったの4割!?米国と比べた「自己肯定感格差」の根本原因
雑談がツライ、苦手…急増する「コミュ障の若手」が能力を発揮できる「意外すぎる職種」とは
榎本博明
仕事そのものの能力については問題ないのだが、コミュニケーションが苦手すぎるがために、せっかくの知識や能力を生かせていない人物というのがいるものである。こうした人材を戦力にしていくにはどのような対処が望ましいのだろうか。
雑談がツライ、苦手…急増する「コミュ障の若手」が能力を発揮できる「意外すぎる職種」とは
「なぜそうやって仕事をするの?」頭がいいのに仕事ができない部下が答えた“とんでもない回答”
榎本博明
仕事をさせてみると頭が良いと感心するのに、なぜか判断を誤ることが多い人物がいるものだ。時には、そのミスが組織として致命的な問題につながりかねないこともある。能力が高ければ正しく判断できそうなものなのに、なぜ仕事上で大きな問題になるような判断ミスをしてしまうのか?実は、“判断”には、頭の良さや能力以外の認知要因が影響する。有能な人材をうまく生かし、組織のリスクを回避するコツを解説する。
「なぜそうやって仕事をするの?」頭がいいのに仕事ができない部下が答えた“とんでもない回答”
「やる気しかないダメ社員」が戦力に変わる!頭のいい上司がやっている「月1回の魔法の習慣」
榎本博明
やる気のない部下を抱えると苦労するが、やる気はあってもなかなか仕事ができるようにならない人物も困るものだ。いくらやる気があるとはいえ、温情で放置しておけば部署の生産性も士気も上がらない。何とか戦力になるように育てるには、どうしたらいいのだろうか?
「やる気しかないダメ社員」が戦力に変わる!頭のいい上司がやっている「月1回の魔法の習慣」
「自分の人生は失敗だった」でも大丈夫、60代での“振り返り”が人生の価値を180度変えるワケ
榎本博明
前回、前々回と、人生の振り返りについてお話ししました。振り返りの中で「自分の人生は失敗だった」と思う人もいたかもしれません。同じような辛く悲しい出来事を経験しても、前向きに受け止める人もいれば、後ろ向きに受け止める人もいます。過去は変えられませんが、今後の人生の満足度や日頃の気分は、出来事の受け止め方次第で変わってきます。
「自分の人生は失敗だった」でも大丈夫、60代での“振り返り”が人生の価値を180度変えるワケ
60代を襲う不安に押しつぶされない!「悩みを話してスッキリする」 自己開示の心理的効用4つ
榎本博明
人はなぜ、悩むとだれかに話したくなるのでしょうか? それには、自己開示の持つ心理的効用が関係しています。本稿では、悩みを他人に語ることで得られる4つの心理的効用について説明します。
60代を襲う不安に押しつぶされない!「悩みを話してスッキリする」 自己開示の心理的効用4つ
60代を超えて「人生の喪失期」に入る人と「第2の青春期」に入る人の決定的な思考の違い
榎本博明
人生100年時代、男女の平均寿命は80歳を超えました。仮に80歳まで生きるとして、60歳から80歳まで20年。余生とみなすにはあまりにも長いです。これからの人生を豊かにするために、まずは今までの人生を振り返ってみましょう。
60代を超えて「人生の喪失期」に入る人と「第2の青春期」に入る人の決定的な思考の違い
記憶が悪くてミスを連発する部下、どうしたらいい?→「辞めてもらう」以外の2つの対処法
榎本博明
「感じが良い」というのはとても貴重なスキルだ。特に接客業や、社外の人と接することが多い職業においては大きな武器となる。ところが世の中には「感じが良いのだがどうにも忘れっぽい人」というタイプが存在する。予約の電話を受けたのに忘れるミス、日程変更の連絡を受けたのに関係者に伝えるのを忘れるミス……いくら感じが良くても、こうしたミスが続けば仕事は立ちゆかなくなってしまう。どうしたら、こうしたミスをなくせるのだろうか。
記憶が悪くてミスを連発する部下、どうしたらいい?→「辞めてもらう」以外の2つの対処法
「励ましたらキレられた…!」 職場の“攻撃的な反応をする人”をうまくかわす関わり方 【心理学博士が教える】
榎本博明
どの職場にもややこしい人物がいるものだが、特に厄介なのは何かにつけて攻撃的な反応をする人物だ。別に嫌なことを言ったつもりはないのに、突然烈火のごとく怒り出すのだから、困ってしまう。どう接したらいいのか分からない、という声を聞くことも珍しくない。なぜ、そのような攻撃的な反応になるのだろうか。
「励ましたらキレられた…!」 職場の“攻撃的な反応をする人”をうまくかわす関わり方 【心理学博士が教える】
“ちょっと叱っただけで傷付く部下”に、やる気を出させる魔法の言葉とは?
榎本博明
近頃は、親や学校から叱られた経験がなくほめて育てられたせいか、ちょっと注意しただけでひどく落ち込み、仕事が手につかなくなってしまう若手部下の扱いに、多くの管理職が頭を悩ませている。そこで有効なのが、心理学でいうところの「原因帰属の体質改善」だ。一体どういうことなのか、具体的に解説していこう。
“ちょっと叱っただけで傷付く部下”に、やる気を出させる魔法の言葉とは?
「まさかうちの子が…」子どもが不登校になったとき、親が「最初の3日」でやるべき最も大事なこと
榎本博明
我が子が不登校になったとき、「まさかうちの子が、なぜ?」と思う親は多い。そのため、いざ問題が起きたときに適切な処置がとれないケースも見られるという。不登校児を「そっとしておく」ことは一見正しそうな対応に見えるが、実はさらなる事態の悪化を招いてしまうのだ。不登校を長期化させないためには、最初の1週間での「初期対応」が重要となる。本稿は、榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
「まさかうちの子が…」子どもが不登校になったとき、親が「最初の3日」でやるべき最も大事なこと
言い訳の仕方で分かる「やる気がある部下」と「成長しない部下」の見分けかた
榎本博明
厳しいことを言うと、すぐに傷ついた、ハラスメントだとみなされてしまうので、不適切な言い訳にも穏やかに対応するしかない。こんな時代ゆえに、やたら言い訳をする部下がいて困るという管理職の声をよく耳にする。だが、そうした「言い訳」を注意深く聞いてみると、その部下が伸びていく可能性が高いかどうかが分かるのだ。そのポイントをお伝えするので、部下の言葉に注意して耳を傾けてみてほしい。
言い訳の仕方で分かる「やる気がある部下」と「成長しない部下」の見分けかた
「学校に無理して行かなくてもいいよ」→親に不登校を放置された子どもの行く末は?
榎本博明
「嫌だったら無理して学校に行かなくてよい」と考える大人が増えている。しかし、不登校児の中には、実は登校を望んでいる子どもや、登校しなかったことを後悔している子どもも多いのだという。不登校状態を安易に放置することで、成人後の引きこもり問題にもつながるなど、かなり深刻な問題を引き起こすおそれもある。本稿は榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
「学校に無理して行かなくてもいいよ」→親に不登校を放置された子どもの行く末は?
「成功する子ども」と「落ちこぼれる子ども」を見抜くたった1つの質問とは?
榎本博明
厳しい指導をすべて虐待とみなすモンスターペアレンツに萎縮するあまり、現代の学校現場では、子どもへ適切な教育ができなくなってきている。しかし、そうした配慮をしすぎた教育では、子供の自己コントロール力が育たず、大人になってからの不健康、低収入、犯罪リスクが高まるという。子どもの忍耐力や協調性を育てるためには、どのような教育環境が望ましいのか。本稿は榎本博明『学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
「成功する子ども」と「落ちこぼれる子ども」を見抜くたった1つの質問とは?
どうにもやる気のない部下を頑張らせる、日本人に効果てきめんな方法とは?【心理学博士が教える】
榎本博明
「どうせダメ社員ですよ…」「やる気を出せって言われても…」どんな職場にも、モチベーションが低く、やる気がない人というのがいるものだ。こうした人に対して「頑張れ!」「やる気を出せ!」と説教したところで、ほとんど手応えがない……という経験をしたことがある人もいるのではないか。こうしたときに試してほしい、特に日本人には効果的な方法がある。
どうにもやる気のない部下を頑張らせる、日本人に効果てきめんな方法とは?【心理学博士が教える】
部下のやる気を奪う“二流上司”が見落としている5つのこと
榎本博明
社員同士は仲が良く、職場の雰囲気は悪くない。しかしどうもみんなのモチベーションが上がらず、沈滞ムードが漂う。なんとか職場を活気づけることができないか……それは、多くの管理職や経営者が願うことでしょう。今回は、活気のある職場づくりのコツを、仕事のやりがい設計という視点から考えてみます。
部下のやる気を奪う“二流上司”が見落としている5つのこと
「スキルはあってもやる気がない」「周りの人と衝突しすぎ」職場の問題児たちに欠けている能力とは?
榎本博明
「この先、今ある仕事の多くがAIに取って代わられる」とよく言われるが、そうなると今後人々に求められるのは「絶えざる仕事力の向上」である。そのためには、ただがむしゃらに仕事を頑張ればいいというわけではない。仕事力の向上に必須な基礎能力には大きく3つあると考えている。これまで、メタ認知能力(https://diamond.jp/articles/-/345141)、認知能力(https://diamond.jp/articles/-/346732)、について取り上げてきたので、今回は残る一つ「非認知能力」について解説したい。
「スキルはあってもやる気がない」「周りの人と衝突しすぎ」職場の問題児たちに欠けている能力とは?
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