1961年に行われた第2次防衛力整備計画より、陸上自衛隊で用いられてきた「山川論」。これは、日本の国土は海峡や山岳・河川で寸断されて大規模部隊の移動が難しいので、その地理的条件を克服するため、山や川で区分された14区画それぞれに師団を置くという考え方だ。この「山川論」が現在にまで引き継がれている理由と、そこにある問題についてみていこう。※本稿は、香田洋二『自衛隊に告ぐ―元自衛隊現場トップが明かす自衛隊の不都合な真実』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。
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