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転職活動で「また面接に落ちた」と悩む人に共通しているのが、前職の“悪口”をつい口にしてしまうこと。その裏には、まだ整理しきれていないネガティブな感情が隠れている。GLAY・TAKURO氏が音楽づくりの中で実践している「感情を整理する力」をヒントにして、次の一歩を踏み出そう。筆者がおすすめする“退職成仏ノート”は、心を整え、前を向くための鍵になるはずだ。※本稿は、佐野創太『脱 会社辞めたいループ』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。
転職活動でモヤモヤする人は
「会社の悪口を言う」
本記事では「本音磨き」の具体的な方法をお伝えしていきます。
まず、本音を磨くためには、本音を“把握する”必要があります。
自分の本音がわからない状態で本音を磨くことはできません。その本音を把握するために使うのが「退職成仏ノート」です。
これは簡単に言えば、現在働く会社で抱えたモヤモヤが晴れるノートです。
「退職成仏ノート」によって本音を把握すると、目の前の転職活動はどう変わるでしょうか?
一番大きな変化は、面接が「面接官との穏やかな対話に変わる」という点です。
転職活動で内定がとれなかったり、入社しても成果を出せなかったり、人間関係がうまくいかなくてモヤモヤループに完全にはまってしまう人には共通点があります。
それは、「会社の悪口を言う」です。
たとえば面接で「なぜ転職活動をはじめたのですか?」と聞かれたのに、延々と「会社のここが悪くて」と話し出してしまう人がいます。







