かつて「戦争はハイテク化し、人が死なない時代になる」と言われていた。ボタン1つで標的を狙い、コンピューターがピンポイントで爆撃する。そんな未来を信じてきたが、ウクライナ戦争が見せつけたのはその正反対の様相だった。ドローンが戦争にもたらした皮肉な現実を、軍事評論家の2人が指摘する。※本稿は、小泉 悠、黒井文太郎『国際情勢を読み解く技術』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。

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