日本銀行が高市政権発足後、最初となった10月金融政策決定会合で政策金利据え置きを決めた。積極財政・緩和維持を主張する政権との対立を回避したとみられるが、利上げをけん制する“政治介入”は、円安・輸入物価上昇を加速させる一方、ドル安志向のトランプ政権への配慮から今後、弱まる可能性があり、次回12月会合では追加利上げが予想される。

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