国民食となりつつあるラーメンを軸に、手頃な価格で中華料理を提供し、老若男女問わず支持を集めてきた「日高屋」と「幸楽苑」。ところが2社の経営成績には雲泥の差がある。日高屋を展開するハイデイ日高は過去最高益を更新する勢いだが、幸楽苑はなんとか黒字を確保するなど苦戦している。似たビジネスモデルでありながら、なぜこれほど差が開いたのか。特集『金利上昇、トランプ関税、人手不足で明暗 半期決算「勝ち組&負け組」【2025秋】』の本稿では、2社の明暗を分けた要因を明らかにする。

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