フィリピンのマルコス大統領は3月24日、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給不安を受け、「国家エネルギー非常事態」を宣言した。原油高とペソ安が重なる中、インフレ圧力は強まり、中央銀行は緊急会合を開いたが、政策金利は据え置いた。景気下支えを優先する姿勢は市場に安心感を与えず、経済と政局の不透明感はむしろ強まっている。

続きを読む