繊維を祖業とするメーカーの医薬事業で明暗が分かれている。帝人は稼ぎ頭であった痛風薬として知られる「フェブリク」など多くの製品を手放す方向にかじを切るほか、医薬事業が赤字に陥っている東レも今後3年で医薬事業の戦略を根本的に見直す方針を打ち出した。対照的に医薬事業が絶好調なのが旭化成だ。医薬事業を含む「ヘルスケア」セグメントの営業利益は2026年3月期で835億円。全社の約3分の1を稼ぎ出す。帝人と東レという名門2社の医薬事業の行方や、旭化成が2社との明暗を分けた理由を明らかにしていく。

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