吉水 暁

(よしみずさとる)
医薬経済ONLINE記者

よしみず・さとる/1981年生まれ、神奈川県出身。横浜市立大学卒業後、東京大学研究生、高校講師などを経て、2006年日刊工業新聞社に入社。2009年化学工業日報社に移り、上海支局などに勤務。2024年8月より現職。

#22
太陽HD創業家が現社長解任に動いた理由を激白!わだかまりを生んだ「8年前の事件」とは
吉水 暁,ダイヤモンド編集部,金山隆一
電子部品のプリント基板に使われる「ソルダーレジスト」で世界シェア首位の太陽ホールディングス(HD)が6月21日に開く株主総会で、佐藤英志社長が解任議案を突き付けられている。同社の業績は、佐藤氏のトップ就任後に右肩上がりが続いてきた。にもかかわらず、佐藤氏の再任を巡り、アクティビストや資本提携先などがこぞって反対に回る異常事態に陥っている。なかでも、関係者を驚かせたのが、佐藤氏に経営を委ねてきた創業家が再任に反対する姿勢を示したことだ。ダイヤモンド編集部の取材に応じた創業家の見解を明らかにする。
太陽HD創業家が現社長解任に動いた理由を激白!わだかまりを生んだ「8年前の事件」とは
養命酒酒造に「村上世彰氏の娘婿」が触手!筆頭株主となった投資会社の正体と、業績ジリ貧なのに狙われた理由とは?
吉水 暁
国民的知名度を誇る「養命酒」を手掛ける養命酒製造が旧村上ファンドの関係者に狙われている。3月下旬に同社の筆頭株主となった投資会社に買い付け資金を提供したのが村上世彰氏の義理の息子なのだ。実は、養命酒製造は財務体質が良い割に業績がじり貧というアクティビスト(物言う株主)にロックオンされやすい典型的な企業。昨年、創業家が経営陣から実質的に外れたことで狙われやすい環境にもあった。今後、旧村上ファンド系資本はMBO(経営陣による自社買収)を提案するとの見方が強まるものの、「すんなりいくのか」との声も出ている。養命酒酒造が狙われた背景を探った。
養命酒酒造に「村上世彰氏の娘婿」が触手!筆頭株主となった投資会社の正体と、業績ジリ貧なのに狙われた理由とは?
#14
旭化成がヘルスケア事業で次々に買収も、“ダボハゼ経営”にあらず!祖業も大胆売却する「独自M&A戦略」の神髄
吉水 暁
総合化学メーカーの医薬品・ヘルスケア事業で田辺三菱製薬や住友ファーマのリストラや売却観測など暗い話題が多い中で、旭化成が独自のM&A(企業の合併・買収)戦略を軸に成長を遂げている。2012年の米ゾール・メディカル買収以降、ヘルスケア領域を新たな柱とする姿勢を鮮明にし、大型買収を重ねる一方、ポートフォリオに合わない事業は切り出すなど大なたを振るう。実は、旭化成と財閥系総合化学の医薬品・ヘルスケアビジネスの買収戦略は、案件選定や買収を手掛ける体制などで大きく異なる。旭化成のM&A戦略の神髄とは。
旭化成がヘルスケア事業で次々に買収も、“ダボハゼ経営”にあらず!祖業も大胆売却する「独自M&A戦略」の神髄
#3
住友化学と三菱ケミカル、ともに製薬子会社の売却が難航!市場は切り離しを要求も「買い手不在」の憂鬱
吉水 暁
これまで三菱ケミカルグループと住友化学という二大総合化学の収益に貢献しているとして、グループ内部で大切にされてきた田辺三菱製薬、住友ファーマが揺れている。親会社である三菱ケミカルグループ、住友化学が共に、グループからの切り離しも辞さない姿勢を示しているのだ。本業である化学に経営資源を厚く投じなければならなくなる中、両社にとって傘下に製薬会社を持つのが重たくなってきていることに加え、田辺三菱、住友ファーマとも次の成長が見えないこともある。だが、事業売却を図ろうとしても買い手は乏しい。半面、市場は「切り離せ」との大合唱で、かじ取りが難しい局面に立たされている。投資ファンドの名前がちらつく中で両社はどんな決断を下すのか。
住友化学と三菱ケミカル、ともに製薬子会社の売却が難航!市場は切り離しを要求も「買い手不在」の憂鬱
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養