「デザイン思考」「デザイン経営」という言葉は、ビジネスの語彙としてかなり浸透したかに見える。しかし、デザインが「何に効くのか」についての共通認識はいまだなく、経営とデザインの間には埋まらない溝がある──。そう話すのは、2026年にグッドデザイン賞審査委員長に就任した中川淳氏(中川政七商店元会長)だ。本連載では、文藝春秋PLUSで展開中の動画コンテンツ「DESIGN 3.0」と連携し、中川氏が有識者との対話を通じて、デザインを経営に活用するための方法論を探っていく。第1回では田川欣哉氏(Takram代表/デザインエンジニア)との対話を起点に「デザインはそもそも何に効くのか?」を考える。

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