日本で長く親しまれてきた中華料理は、日本人の味覚に合わせて独自の進化を遂げてきた。一方、近年、池袋をはじめ上野や高田馬場などで存在感を増しているのが、本場の味をそのまま楽しむ「ガチ中華」だ。1986年、大学生だった筆者が新宿の老舗「随園別館」で本格的な中華料理に出合ってから約40年。日本の「王道中華」を知る筆者が、ガチ中華ブームの背景と、中国発の飲食チェーンが相次いで日本に進出するまでの変化を振り返る。※本稿は、フリージャーナリストの中島 恵『中国の回鍋肉にキャベツは使わない 中華料理から見つめる日本と中国』(ウェッジ)の一部を抜粋・編集したものです。

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