
2022.6.22
トム・クルーズも来た香港の水上レストランの悲しい末路…盛衰の必然を考察
6月14日、香港を代表する水上レストラン「ジャンボ・キングダム(珍宝王国)」が約半世紀の歴史に幕を閉じた。大勢の人々に見送られながら、タグボートにえい航され香港を去ったが20日、南シナ海で転覆し、沈没したと報じられた。かつて大勢の日本…
フリージャーナリスト
なかじま・けい/山梨県生まれ。中国、香港、台湾、韓国など東アジアのビジネス事情、社会事情などを新聞・雑誌などに執筆。著書に『中国人の誤解 日本人の誤解』、『中国人エリートは日本人をこう見る』、『なぜ中国人は財布を持たないのか』『日本の「中国人」社会』、『中国人は見ている。』(いずれも日本経済新聞出版社)『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』『中国人エリートは日本をめざす』(ともに中央公論新社)『爆買い後、彼らはどこに向かうのか?』『中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか』(ともにプレジデント社)、『中国人のお金の使い道』(PHP研究所)、『いま中国人は中国をこう見る』(日経プレミアシリーズ)などがある。
2022.6.22
6月14日、香港を代表する水上レストラン「ジャンボ・キングダム(珍宝王国)」が約半世紀の歴史に幕を閉じた。大勢の人々に見送られながら、タグボートにえい航され香港を去ったが20日、南シナ海で転覆し、沈没したと報じられた。かつて大勢の日本…
2022.5.21
日本を代表するチャイナタウンである横浜中華街の老舗、聘珍樓(へいちんろう)横浜本店が5月15日、移転のため、惜しまれつつ閉店した。「横浜中華街のシンボル」的存在だった同店がこの地から消えることは、日本の中華料理界において一体何を意味…
2022.5.2
コロナの感染が拡大している高リスク地域を除き、中国では、コロナ禍以降、国内旅行をする人が増えている。かつて海外旅行での「爆買い」で消費されたお金が、今や国内に落とされているというわけだ。彼らは自国を旅行して、どのようなことを感じた…
2022.3.30
中国人のマナーに対する意識が急激に変わっている。中国人のマナーはコロナ禍の数年前から良くなっており、中国をよく知る日本人の中には「以前と比べて見違えるようだ」と褒める人が多い。かつては路上でのケンカが日常茶飯事で、訪日旅行の「爆買…
2022.3.9
ウクライナに侵攻したロシアの国営メディアは厳しい情報統制を行っているといわれる。その一方で、SNSを通じて反戦デモが広がるなど、統制には「ほころび」もある。ロシアと同じく情報統制が厳しい中国では、人々はSNSでどこまで自由な話ができるの…
2021.8.25
日本の中華料理界に新しいトレンドが生まれている。日本の中華といえば、横浜中華街などに代表される「伝統中華」やいわゆる「町中華」、埼玉県川口市などにできた「新興中華」など、新旧いくつかの系統があるが、それらとは一線を画す、常識にとら…
2021.8.12
中国でアイスクリーム市場がかつてないほど盛り上がりを見せている。特に売れているのが各地の観光名所や博物館などとのコラボアイスや、国産メーカーによる高級路線のアイスなど、数年前には全く存在しなかったアイスだ。なぜ、中国人の間で急速に…
2021.7.2
7月1日、中国共産党は創立100周年を迎えた。盛大な祝賀イベントは終了したが、中国では共産党ゆかりの地を訪ねる「紅色旅游」(レッドツーリズム、赤色の旅行)が盛り上がりを見せており、特に最近では、若者の旅行者が増えているという。それは一…
2021.5.27
カプセルを開けてみるまで中身が分からない「カプセル玩具」。日本では1970年代から現在まで流行が続いているが、ここ数年、中国のZ世代と呼ばれる若者の間でも大人気となっている。中国で最初に開発した企業は「日本をヒントにした」としているが…
2021.3.24
今年もお花見シーズンがやって来た。通常であれば、お花見を目当てに大勢の訪日外国人観光客がやって来る季節だが、今年は昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響で外国人の姿はほとんど見られない。これまで、「お花見といえば日本」と思い、こ…
2021.3.1
新型コロナウイルスの感染がほぼ収まっている中国では、若者を中心に健康意識が高まっている。日本でも人気の『大麦若葉』などの青汁やサプリメントを飲んだり、フィットネスジムに通ったりするという新しい生活習慣が生まれ、“健康オタク”、ひい…
2021.2.18
日本人にとって定番の「卵かけご飯」や「納豆ご飯」が、コロナ禍の今、香港で「免疫力を上げる!」「栄養もあって美味しい!」と評判になっている。数年前なら、訪日旅行の際、すき焼きについてくる生卵を「気持ち悪い」と敬遠していた人が多かった…
2021.2.4
新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されている中国だが、食の多様化や高級化は猛スピードで進んでいる。中国人は飲食店を探す際、日本人以上に飲食アプリを活用しているが、そのアプリを使って、彼らはどんなジャンルの飲食店を探し、そこにどれ…
2021.1.20
新型コロナウイルスの影響で、日本同様、中国でも不動産市場が注目されている。コロナ禍を逆に「チャンス」と捉えた人が購入に前向きなのだ。しかし、2020年5月に中国人民銀行が発表した都市部住民世帯を対象とした調査によると、都市部住民世帯の…
2021.1.13
中国で空前の「おしゃれ系書店」ブームが巻き起こっている。中でも注目を集めているのが日系の書店や日本関係の書籍だ。2020年10月には杭州に蔦屋書店1号店が、12月末には上海に同2号店がオープンしてにぎわっている。ネット通販の利用が多い中国で…
2020.12.28
12月上旬、新型コロナウイルスの感染拡大から1年を迎える中国・武漢で「ミルクティーを求めて8時間の大行列」というニュースが飛び込んできた。武漢に住む30歳の友人に聞いてみたところ、その友人も、まさにその店に買いに行った1人だったという。…
2020.8.28
新型コロナウイルスの影響で、日本各地では縁日や盆踊りなどの「夏祭り」がほとんど中止になってしまったが、中国では、“日本風”の夏祭りが大人気となっているという。露店の綿あめやヨーヨー、金魚すくい、盆踊り大会など、どこから見ても「まる…
2020.6.25
コロナ禍での巣ごもり中、日本の多くの家庭では、ホットケーキをはじめお菓子作りがブームとなり、ホットケーキミックスや小麦粉が売り切れとなった。ところが、中国人からすると、こうした日本のホットケーキブームがとても不思議に見えるという。…
2020.1.8
中国人とビジネスやプライベートで会うとき、「ドタキャンされた」、あるいは「急に予定を変更された」経験を持つ日本人は多いのではないだろうか。しかも、中国に出張中だと仕事に直接的な支障をきたし、日本人は困惑する。そもそも、なぜ中国人は…
2019.12.11
オフィス街や大学など、至るところで見かけるようになった中国人。増え続ける彼らの舌に合わせるようにして日本の中華料理も徐々に進化してきているが、それでも“本場”の中華料理とはだいぶ異なる点があるようだ。具体的に聞いてみると、意外な違…
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