ガソリン補助金を投入しても、約7割の地点で卸売価格と小売価格の差が広がっていた――。巨額の公費を投じてガソリン価格の抑制を図ってきたが、その効果は消費者が支払う小売価格にどこまで届いていたのか。元会計検査院長の田中弥生氏が、会計検査院のデータをもとに、ガソリン補助金の実効性と、その効果を検証する難しさに迫る。※本稿は、東京大学公共政策大学院客員教授の田中弥生『税金はどこへ行くのか 元会計検査院長が見た「日本の財政」』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。

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