えっ、給付金5万円を配るのに6753円も?元会計検査院長が見た「驚きの実態」
田中弥生
5万円を配るために、6753円の事務費がかかる――。コロナ禍以降、国はさまざまな給付金を支給してきたが、その一方で、実際の給付事務を担った自治体には大きな負担がのしかかっていた。元会計検査院長の田中弥生氏が、会計検査のデータをもとに、給付金を「配るコスト」の実態と、自治体の現場で何が起きていたのかを明らかにする。※本稿は、東京大学公共政策大学院客員教授の田中弥生『税金はどこへ行くのか 元会計検査院長が見た「日本の財政」』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。