米長期金利が5%目前に迫るなか、金融政策と財政政策の双方で米国の政策運営が揺らいでいる。インフレ抑制を掲げるウォーシュFRB議長と、金利上昇を食い止めたいベッセント財務長官は、ともに金融のプロとして期待されていたが、なぜ早くも難局に直面しているのか。「語らぬFRB」が招いた疑念と、長期金利を抑えようとする財務長官の対応を検証するとともに、かつての政権と現在では、市場からの警告の受け止め方にどのような違いがあるのかを確認する。米中間選挙を控え、好調な相場の陰で進む変化を、金融・財政・政治の接点から読み解く。
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