複数の投資家がひそかに連携して株式を買い集める「ウルフパック戦術」を巡り、地域情報紙大手の地域新聞社(千葉県八千代市)と買収者側の攻防が最終局面に差しかかっている。これまで実態の捕捉が困難とされてきたウルフ勢を、地域新聞社は1株を1.8株とする異例の株式分割によって表舞台に引きずり出した。さらに買収防衛策を発動し、千葉地方裁判所も会社側の主張を認めた。だがその代償は小さくなく、1億円を超える巨額の対策費用により赤字に転落。東証グロース市場からスタンダード市場へ移行し上場は維持したものの、時価総額は依然として低迷している。

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