幅広い業界で年功序列見直しの動きが進むが、ダイキン工業では長年会社に奉仕してきたシニア社員に“優しい”人事制度を採っている。目立った実績がなくとも給与水準が維持される上、2024年に管理職の役職定年が廃止となったことで、制度上は60歳で年収1500万円を得ることも可能なのだ。本稿では、同じく空調事業を手掛けている日立製作所やパナソニック ホールディングスと比較しながら、ダイキンの管理職への出世のタイミングやその年収の実態を公開するとともに、シニア人材の積極活用がはらむ問題点を明かす。

続きを読む