【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ#14Photo:PIXTA

ここ数年、物価高騰や人材不足などを背景に企業の高い賃上げが続いている。優秀な人材を獲得するためには、待遇改善が急務であり、企業による賃上げ競争の様相を呈している。そこで、ダイヤモンド編集部では、統計の専門家の協力の下、恒例となっている「3年後の予測年収」を刷新し、将来の年収を大胆予想。特集『【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ』の#14では、機械・重工業界の予測年収を独自に推計し、全55社のランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

1000万円超えが2社
機械・重工業界の予測年収ランキング

 裾野の広い機械・重工業界だが、さまざまなテーマが絡むだけに、業績が好調な企業も多い。

 例えば、防衛産業は国家的な政策が後押しをしており、市場からも大きな注目を集めている。その筆頭格が三菱重工業だ。しかも同社の場合、防衛事業だけでなく、発電用のガスタービン事業が乗りに乗っており、2026年3月期の事業利益は前期比15.5%増となる4100億円の見込みと、業績は極めて好調だ。

 また、半導体関連の装置・設備を手掛ける企業なども、ここ数年業績を上げている。

 もちろん、企業によって濃淡はあるが、そんな機械・重工業界の将来の年収はどうなっているだろうか。ダイヤモンド編集部では、恒例となっている「3年後予測年収」の最新版を作成した。統計の専門家の協力の下、25年3月期までの実績値から、3年後となる27年4月~28年3月期の年収を大胆予想した。

 具体的には、年収が業績などに連動することを前提に、各社の公表資料を用いて重回帰分析による予測モデルを作成、アナリストによる業績予想のコンセンサスデータを当てはめて試算を行った。なお、業績予想は25年12月時点のデータに基づく。より詳しくは次ページを参照してほしい。

 今回は、機械・重工業界の全55社のランキングを作成した。

 高年収企業も多く、予測年収が800万円を超える企業は15社、1000万円を超える企業は2社という結果となった。また、1位の企業は、実績から68万円増加するという堂々の結果となった。

 三菱重工業、住友重機械工業、三井海洋開発、カナデビア、三井E&S、ダイキン工業、荏原、野村マイクロ・サイエンス、栗田工業、オルガノ、SMC、ダイフク、理想科学工業、フジテック、日本精工、ジェイテクト、ホシザキ、NTN、ナブテスコ……各社の3年後の年収はどれくらい増えるのか、あるいは減るのか。一挙に見ていこう。