いまの三越に入るとき、入口で靴を脱ぐ人はいない。ところが昔は、客が履き物を脱ぎ、下足番に預けてから店に入っていた。それも、近代的な百貨店になってからもしばらく続いたという。では、なぜ三越はその習慣をやめたのか。※本稿は、建築史家で風俗史研究者の井上章一『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

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