「国際連合は、平和を守るために作られた」。そう答える人は多いだろう。では、なぜ戦後の国際機関が、第二次世界大戦で戦った「連合国」と同じ英語名を持つのか。実は「United Nations」という言葉は、1942年に枢軸国と戦う26か国が署名した共同宣言で公式に使われていた。その背景には、第一次世界大戦後の国際連盟が戦争を防げなかったという教訓もあった。戦時中の同盟は、いかにして戦後の世界秩序の土台になったのか。書籍『地図で学ぶ「深読み」世界史』の著者が、知っているようで知らない国連誕生の経緯を解説する。

続きを読む