冬も夏も一年中快適で安全に暮らしながら、自然に省エネできる家──。
そんな先進の住まいを提供し続けている積水ハウス。居住時のエネルギー収支
ゼロを目指す「グリーンファースト ゼロ」や、独自の制震構造「シ-カス」を提案。技術の粋を集めた住まいは、豊かな暮らしを実感させてくれる。

多彩な技術の結集で
快適性と省エネを両立

 冬の寒さや夏の暑さを和らげ、快適で健康的な室内環境や、吹き抜けや大きな窓を配した開放的な空間を実現。そして、家の外と内が一体化したような心地よい空間を創出する中間領域「スローリビング」の提案など、日々の暮らしの中で豊かさを実感できるのが、積水ハウスの家である。

 そこには、ハウスメーカーならではの技術の裏付けがある。例えば、各地域の気候風土を考慮した高断熱・高気密な建物をベースに、外気の影響を受けやすい窓にも断熱性に優れたサッシを採用。大開口部を設けても、快適さをキープしながら省エネが実現できるのだ。また、設計には、日射・通風・植栽など、自然の力を生かして省エネ効果を高めるパッシブデザインも用いられている。

積水ハウスのフラッグシップモデル「イズ・ステージ」の外観。邸宅感を感じる美しい外観に、高い断熱性能と省エネ・創エネ性能を備えた居住空間を創出する

 さらに、最新の省エネ・創エネ技術を採用してエネルギー収支ゼロを目指すZEH(※1)「グリーンファースト ゼロ」を開発。高効率エアコンやLED照明などの省エネ設備で消費エネルギーを削減し、太陽光発電や燃料電池などの創エネ設備で電力を自給自足することで、これまで以上に快適で、より経済的な住まいを提案している。さらに、蓄電池を連携させれば夜間や停電時にも電気が使え、非常時にも心強い。

大開口サッシで自然とつながる「スローリビング」など快適な空間提案も魅力

 特筆したいのは、美しい外観をキープする瓦型太陽電池モジュールの採用や、独自のHEMS(※2)システムだ。環境やエネルギー問題にいち早く取り組んできた同社の技術は、こうした細部にも生かされている。

 「グリーンファースト ゼロ」は、同社の戸建て全商品に対応可能で、2013年の発売以来、累積販売数2万3469棟、受注比率72%を達成(16年7月現在)。「光熱費がこんなに安くなるとは思わなかった」「快適に暮らしているだけで、自然に省エネできることに驚いた」といった声が数多く寄せられている。

 また、CO2削減量も約10万トン-CO2/年まで向上。これらの功績により、「平成28年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(環境省主催)も受賞している。

※1 ZEH(ゼッチ)は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略。
※2 HEMS(ヘムス)は「ホームエネルギー、マネジメントシステム」の略。