一貫して「手の届くラグジュアリー」を追求し、スイス高級機械式の機能やクラシカルな意匠を身近なものに変えたフレデリック・コンスタント。最新の日本限定モデルも注目の的だ。文=菅原 茂 写真=奥山栄一

センスの良さが際立つ
上質な機械式腕時計

(左)クラシック インデックス オートマチック ハートビート
世界展開モデルは、ヴィンテージスタイルの格調高い文字盤に、12時位置に設けられたハートビートが印象的なアクセントを添え、機械式の精巧なメカニズムが目を楽しませる。RGプレートSS、ケース径40㎜、5気圧防水、自動巻き。21万3840円(税込み)
(右)クラシック インデックス オートマチック ハートビート
文字盤が濃いグリーン(写真)とネイビーの日本限定モデルも新登場。クラシカルなデザインにカジュアルな雰囲気も加わり、ビジネスからオフまで幅広く着けられる。RGプレートSS、ケース径40㎜、5気圧防水、自動巻き。21万3840円(税込み)

 1988年にジュネーブ郊外のプラレワットに時計ブランドを創設したフレデリック・コンスタントは、来年30周年を迎える。歴史と伝統を誇る老舗がひしめくスイス時計産業では新興の部類に入るが、今や全世界に販路を確立し、多くの愛好者を抱える人気ブランドだ。その人気を支えているのが「手の届くラグジュアリー」という時計作りの基本方針。大人が着けるにふさわしい高級感を演出するクラシカルなデザインと、スイス製の高品質ムーブメントを融合し、なおかつ「手の届く」価格を両立させることによって、憧れの高級機械式腕時計をリアルで身近なものへと変えてきたのだ。

窓から見えるのは、テンプと呼ばれる精密な調速機構。その動きは心臓の鼓動のよう

 最新設備を整えた自社工場は現在ジュネーブに移転し、設計から組み立て、品質管理までの全工程を行う。さらに25種類もの自社製ムーブメントを開発製造していて、スイス有数の実力派ブランドとして一目置かれる存在へと成長した。

 代表モデルは、94年に初めて発表され、今もベストセラーを続ける「ハートビート」である。これは、文字盤に設けられた丸い窓から機械式ムーブメントの心臓部の動きが見える、同社がオリジナルのユニークなデザインだ。

 その「ハートビート」シリーズで飽きのこないオーソドックスなデザインといえば、ビジネスユースに最適な丸型の「クラシック インデックス オートマチック ハートビート」。世界で展開するシルバー文字盤の新作の他に、洒落たセンスが光るグリーンやネイビーの日本限定モデルも発表されたばかりだ。

(左)クラシック カレ オートマチック ハートビート
世界展開モデルは、定番の白文字盤がクラシカルな雰囲気を際立たせる。SS、ケース縦33.3㎜×横30.4㎜、3気圧防水、自動巻き。17万9280円(税込み)
(右)クラシック カレ オートマチック ハートビート
日本限定モデルとして発売された新作は、従来の縦38.7mmから33.3mmへと小ぶりになった角型ケースや日本限定カラーの文字盤に特色があり、その表情はスタイリッシュ。RGプレートSS、ケース縦33.3mm×横30.4mm、3気圧防水、自動巻き。21万1680円(税込み)
ケース裏面から、高級仕上げを施した機械式の自動巻きムーブメントが鑑賞できる

 また、日本限定の新作では、スタイリッシュな角型の「クラシック カレ オートマチック ハートビート」も見逃がせない。従来のモデルより小ぶりに変わったケースは着けやすくなり、定番のブラックに加え、手元を華やかに彩る美しいネイビー、グリーン、ダークレッドなどもあり、腕に着けるとセンスの良さが際立つ。ハートビートの独創的なデザインも合わせると、まさにワン&オンリーの個性派腕時計だ。

 コストパフォーマンスが高いフレデリック・コンスタントの腕時計は、手に入れやすく、長く愛用するにも格好だ。ビジネスパーソンがオンでもオフでも活用できる、まさにユーザー側の価値観に合ったスイス時計の逸品である。

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問い合わせ先
フレデリック・コンスタント相談室
TEL:0570-03-1988
http://frederiqueconstant.jp/