年を重ねるごとに味わいが深まり魅力が増す──人も家も同じで、「本物」かどうかは時が教えてくれる。積水ハウスの「イズ ・ シリーズ」は発売開始から30年。累計建築7万棟を超える、業界でも異例のロングセラー住宅だ。強さ、美しさ、住み心地を兼ね備えた「長く住み継ぐ家」「街の財産」として愛され続けている。

累計7万棟超のロングセラー
イズ・シリーズの新商品

積水ハウスは高級住宅「イズ・シリーズ」発売30周年を機に、存在感のあるシルエットや快適空間などの魅力を高めた鉄骨住宅New「IS STAGE(イズ・ステージ)」とNew「IS ROY+E(イズ・ロイエ)」を発売開始した。写真は6寸勾配の大屋根、2階の広い張り出し、外壁から奥まったサッシが特徴的なNew「イズ・ステージ」。

時代のニーズに応えて
生まれた邸宅シリーズ

「ダインコンクリート」が持つ温かみが生きた「イズ・ステージ」の中庭
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「イズ・シリーズ」が生まれた30年前は、ちょうど日本人のライフスタイルが変化し始めた時期に当たる。人々の価値観が多様化し、より個性的な家が求められていた。

 積水ハウスでは当時「100年暮らし続けられる住まい」を求めて研究開発を進めていた。そうした時代背景の下、さまざまなニーズに応えるべく、1984年に生まれた高級都市型住宅が「イズ・フラット」である。

 3年後には、深い軒と美しい切り妻屋根が印象的な「イズ・ステージ」が登場。フラッグシップの邸宅として迎えられた。「イズ・シリーズ」を特徴付けているのが、オリジナルの高級外壁材「ダインコンクリート」だ。この外壁材は独自の原料組成と製造方法で、一枚一枚、自社工場で、カスタムメードで製造される。現場打ちコンクリートとも、外壁材に多い軽量コンクリートとも異なる、緊密で高性能な他に類を見ない外壁材だ。

「ダインコンクリート」は内部に気泡を形成することで軽量化を図りつつ、ほぼ100%の独立気泡が雨水の浸入を防ぎ、優れた耐水性、耐久性を発揮する。

 さらに、高温高圧養生により、コンクリート内部に極めて変化しにくいトバモライト結晶という板状結晶構造体が生成されることで、安定した強度を発揮する。

 また、高機能塗装「タフクリア30」により、メンテナンスサイクル30年を実現。手がかからず、環境に優しい素材になっていることも目を引く。