総予測2024#17Photo:Anton Petrus/gettyimages

ニューヨーク駐在の専門家が2024年の米経済の動向を徹底討論!特集『総予測2024』の本稿では、前後編の後編として、現地にいるからこそ感じるリアルなエピソード、経済的な視点からひもとく米大統領選挙の行方や、「米財政リスク」に要警戒の理由などを明らかにしてもらった。(ダイヤモンド編集部 竹田幸平)

マンハッタンにマリファナの匂い…
NY駐在者が明かす米国のリアル

 ニューヨーク駐在の専門家同士が米経済の動向を徹底討論する本対談の前編『24年の米国経済の「屋台骨が揺らぐ」下振れリスクとは?NY駐在専門家が徹底討論!【対談前編】』では、2024年の米経済の予想成長率、FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに転じる時期などを分析した。

 後編となる本稿では、米経済分析の専門家である三井住友銀行の西岡純子チーフ・エコノミストと大和総研の矢作大祐主任研究員が、現地にいるからこそ感じるリアルなエピソード、エコノミストの視点でひもといた24年11月の米大統領選挙のポイントなどを明らかに。

 現地の不動産会社を訪れて実感した“不動産バブル”の真実や、マンハッタンの大都会に「マリファナの匂い」が漂う背景、「米財政リスク」に要警戒の理由、米国の高インフレが長引きかねない2つのシナリオまでを大展望してもらった。