マイナス金利以降、メガバンクは定期預金でも「年利0.01%」なのに
普通預金で「金利0.1%」がもらえる銀行を発見!
2016年1月26日にマイナス金利の導入が決まって以降、多くの銀行の預金金利は急激に下落。今や銀行にお金を預けても、もらえる利息はスズメの涙のようなものだ。
特にメガバンクは、普通預金金利が0.001%、定期預金ですら1年ものから10年ものまですべて0.01%になってしまった(金利及び利息の金額はすべて年利、税抜前。以下同)。
ネット銀行や地方銀行の一部はもう少し高い金利が設定しているが、それでも普通預金の金利は0.001~0.02%程度の銀行がほとんどだ。
(関連記事⇒【普通預金の金利を徹底比較!】普通預金金利の高さで選ぶ!おすすめネット銀行ランキング!)
普通預金金利が0.001%の場合、100万円の預金で1年間の利息はわずか10円。たとえ1000万円の預金があっても1年間の利息は100円と、ATMで一度でも時間外手数料が取られてしまえばマイナスになってしまう、とてもお寒い状況だ。
しかし、そんな中で意外な銀行で「ある条件」を満たして普通預金をすれば、簡単&ノーリスクで、メガバンクの普通預金金利の100倍、定期預金金利の10倍もの高金利になることを発見した!
その銀行とは「イオン銀行」だ。
「イオン」グループの「イオン銀行」なら
簡単&ノーリスクな「ある条件」を満たせば「金利0.1%」に!
「イオン銀行」は、小売大手のイオングループの一員で、創業以来着実に成長を続けており、口座数を見ても右肩上がりで2016年3月末時点で493万口座に達している。
営業拠点の数も全国で143店、ATM設置台数は5733台と着実に増加(2016年3月末時点)。メガバンクなどと比較するとまだまだ少ないが、「イオン」の各店舗はもちろん、コンビニ「ミニストップ」やミニスーパー「まいばすけっと」などへのATM設置も進めており、利便性は上がってきている。
ファミリーマートなどに設置されている「E-net(イーネット)」やローソンに設置されている「ローソンATM」とも提携しているので、ATMを利用するにも不便さは感じないだろう。
ATMの利用手数料に関しても、「イオン銀行」のATMなら24時間365日いつでも引き出し手数料は無料なので、近所に「イオン」や「ミニストップ」「まいばすけっと」があれば、サラリーマンでも主婦でも学生でも、とても便利に利用できる。
では、「イオン銀行」の普通預金金利が大幅にアップする「簡単でノーリスクなある条件」とは何なのだろうか? それは、年会費無料のクレジットカード「イオンカードセレクト」を保有することだ。
条件とは「イオンカード」の中でもっともお得な、
年会費無料で、WAONチャージでもポイントが貯まる
「イオンカードセレクト」を保有するだけ!
「イオンカードセレクト」とは、「イオン銀行のキャッシュカード」、「クレジットカード」機能、「WAON」機能という3つの役割を1枚に集約したクレジットカードだ。
■イオンカードセレクト | ||
還元率 | 0.5~1% | |
発行元 | イオンクレジットサービス | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
関連記事 | イオンで一番得するのは「イオンカードセレクト」!意外と知らない「イオンのポイント2重取り」と「イオン銀行」+「WAON」を使った節約術を公開! | |
そもそも「イオンカード」は、すべての券種を合わせると2525万人が保有している人気のクレジットカード(2015年5月時点)。その最大のメリットは、イオンで使うと非常にお得なことだ。
全国のイオンやミニストップ、ビブレ、マックスバリュなどで「イオンカード」を使うと、毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」には買い物代金が5%オフ。さらに、毎月5日、15日、25日の「お客さまわくわくデー」にはポイント2倍(1%還元)、そして毎月10日の「ありが10デー」にはポイント5倍(2.5%還元)になるなど、普段「イオン」で買い物をしている人であれば、持っていて損はないクレジットカードと言える。
■「イオンカード」を使うと、イオンで毎月お得に買い物ができる! | ||||||
サービス名 | 毎月お得になる日 | お得な内容 | ||||
お客さま感謝デー | 20日、30日 | 買い物代金が5%割引 | ||||
ありが10デー | 10日 | ポイント5倍(2.5%還元) | ||||
お客さまわくわくデー | 5日、15日、25日 | ポイント2倍(1%還元) | ||||
※ 対象店舗は全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなど。「お客さまわくわくデー」はミニストップも対象店舗。一部対象外店舗、対象外商品あり。 |
そんな「イオンカード」の中でも「イオンカードセレクト」は、「WAON」チャージでもポイントが貯まるため、「ポイント2重取り」ができる唯一の「イオンカード」となっている(一部のマイル系カードなどは除く)。つまり、「イオンカードセレクト」でチャージしたWAONで支払うと、WAONへのチャージ分で0.5%、WAON利用分で0.5%、合計1%分のポイントが貯まるのだ。
このように「イオンカードセレクト」は、「イオンカード」の中でもっともお得なクレジットカードなのだが、意外と知られていないのか、「イオンカード」保有者2588万人のうち「イオンカードセレクト」保有者は361万人と、わずか14%程度に留まっている。
そして、この「イオンカードセレクト」は「イオン銀行」のキャッシュカード機能を搭載しており、「イオンカードセレクト」保有者が「イオン銀行」で普通預金をすると、普通預金金利が「0.001%⇒0.1%」と100倍になるという、普通預金金利としては驚愕の高金利になるサービスが存在しているのだ!
「イオンカードセレクト」に新規入会する際に、同時に「イオン銀行」の口座開設することもできるので、口座開設申し込みも一度で完結できてとても簡単だ。
■主な銀行の普通預金金利を比較すると……(2017年8月15日時点) ⇒最新の金利はこちら! |
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順位 | 銀行名 ※クリックで公式サイトへ |
普通預金金利 (年率、税引前) |
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1位 | イオン銀行(「イオンカードセレクト」保有者) | 0.1% | ||||
楽天銀行(「マネーブリッジ」適用時) | ||||||
3位 | 楽天銀行 | 0.02% | ||||
SBJ銀行 | ||||||
5位 | ジャパンネット銀行 | 0.015% | ||||
6位 | 東京スター銀行 | 0.01% | ||||
住信SBIネット銀行(「ハイブリッド預金」適用時) | ||||||
8位 | 大和ネクスト銀行 | 0.005% | ||||
9位 | イオン銀行 | 0.001% | ||||
ソニー銀行 | ||||||
新生銀行 | ||||||
じぶん銀行 | ||||||
住信SBIネット銀行 | ||||||
関西アーバン銀行 | ||||||
新東京銀行 | ||||||
ゆうちょ銀行 | ||||||
みずほ銀行 | ||||||
三菱UFJ銀行 | ||||||
三井住友銀行 | ||||||
りそな銀行 | ||||||
※ 100万円を預けた場合の2017年8月15日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。また、最新の金利は各銀行の公式サイトをご確認ください。 |
実際「イオン銀行」の口座数493万口座のうち、「イオンカードセレクト」口座数は361万口座。つまり、「イオン銀行」ユーザーのうち、実に70%以上の人が「イオンカードセレクト」を保有していることになる(2016年3月時点)。
普通預金なので金額も期間も自由で、ペイオフの対象なので安心!
通常の「イオンカード」から「セレクト」への切り替えもOK!
あくまで「普通預金」なので、預金金額1000万円まではペイオフの対象となる。お金が必要になればいつでも、いくらでもATMやネットバンキングで資金を移動することが可能という「普通預金」のメリットはそのままに、「0.1%」の高金利が実現できる。
つまり、年会費無料の「イオンカードセレクト」を保有した状態で、「イオン銀行」にいつでも自由に引き出したり、振り込んだりできる「普通預金」をするだけ(!)で、なんとメガバンクの普通預金の「100倍」、定期預金の「10倍」もの金利で預金することができる、超お得なサービスなのだ。
もちろん、現在「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」を保有している人が「イオンカードセレクト」に切り替えることも可能。「イオンカードセレクト」が手元に届いたあと、同時に開設した「イオン銀行」の口座に普通預金をすればOKだ。
さらに、現在「イオン銀行」に口座を保有している人は、新たに「イオンカードセレクト」を申し込むと、入会した時点から「0.1%」の金利が適用されることになる。
ただし、この「イオン銀行」の「金利上乗せ」サービスには、注意したい点が1点だけ存在している。それは、このサービスの適用期間だ。
他の銀行が続々と金利を下げる中、
「イオン銀行」の普通預金はお得な金利をキープ
この金利上乗せサービスは、2012年9月に「イオンカード」を発行する「イオンクレジットサービス」と「イオン銀行」の経営統合の発表にあわせてスタートしたものだが、いつまで継続するのかははっきりと発表されていない。
マイナス金利で各銀行が続々と預金金利を下げる中、「イオン銀行」は定期預金金利は下げたものの、普通預金金利(=0.02%)と金利上乗せサービス(=0.12%)に関しては引き下げを行っていなかった。しかし、2017年8月に、ついに「イオン銀行」も普通預金金利を引き下げて、通常の金利は0.001%とメガバンクと同程度に。それでも、「イオンカードセレクト」を保有すれば、普通預金金利が0.001%⇒0.1%に大幅アップするので、他の銀行よりはかなりお得だ。「イオン銀行」としては、普通預金金利で他の銀行と差別化を図ると同時に、「イオンカードセレクト」の利用者を増やしたい思惑があるのだろう。
ライバルの「セブン&アイホールディング」は「セブン銀行」のATM設置台数を急速に増やし、海外展開にも積極的。また、2013年4月には 「nanaco」一体型のクレジットカード「セブンカード・プラス」の発行を開始するなど、金融業に注力している。そうしたライバル銀行の状況を考えると、「イオンカード」の発行数も「イオン銀行」の口座数も伸びてきている中で、「イオン」グループがこの金利上乗せサービスを、今後もある程度の期間継続することが期待できるのではないだろうか。
「イオンカードセレクト」は年会費無料で、「WAON」チャージでポイントも貯まり、「5%オフ」や「ポイント5倍」などの特典も充実している、ただでさえお得なクレジットカード。「イオン銀行」も一緒に活用して、資金の一部をお得な「普通預金」に預けてみる価値はあるだろう。
(※文中の金利はすべて年利換算。また、金利及び利息の金額は税引前の数字です)
■イオンカードセレクト | ||
還元率 | 0.5~1% | |
発行元 | イオンクレジットサービス | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
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1年 | 3年 | 5年 | |||
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0.10% | 0.05% | 0.10% | 0.10% | ||
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