クレジットカード活用術
2016年4月5日公開(2017年10月25日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
菊地祟仁

dカードはdポイントを貯める最強カードじゃない!?
「dカード+リクルートカード」を併用しつつ、
電子マネーを活用して「dポイント」を貯める裏ワザ

 2015年12月からNTTドコモの共通ポイント「dポイント」のサービスがスタートしました。

「dポイント」はNTTドコモが展開する共通ポイントでありながら、ソフトバンクやauの利用者にもお得に使える共通ポイントで、「ローソン」や「マクドナルド」のほか、2016年4月からは「髙島屋」もdポイント加盟店になります。

 今回はそんな「dポイント」をもっとも効率よく貯める方法を紹介していきます。
【※関連記事はこちら!】
◆「dカード」はドコモユーザー以外にもおすすめの「高還元+実質年会費無料」クレジットカード!ドコモユーザーなら「dカード GOLD」を使い倒せ!
◆「dカード」「dカード GOLD」を保有すれば「dポイントクラブ」のステージがアップ!お得に「dポイント」を活用する方法を伝授!

「dポイント」を効率よく貯めるなら、
「dカード」か「dカード GOLD」を保有するのが王道!

 「dポイント」を効率よく貯められるクレジットカードは「dカード」ですが、「dカード」には一般カードの「dカード」とゴールドカードの「dカード GOLD」の2種類が存在します。

 一般カードの「dカード」は非常にお得で、初年度年会費は無料、2年目以降も前年に1回でも利用があれば年会費は無料となり、「dカード」を保有しているだけで「dポイントクラブ」のステージがブロンズ会員になります。

dカード
還元率 1.0%
dカードフェイス
発行元 NTTドコモ
国際ブランド VISA、Master
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降1250円
(ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料)
家族カード あり(年会費初年度無料、2年目以降400円+税。ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料
ポイント付与対象の
電子マネー
iD
dカード公式サイトはこちら


「dポイントクラブ」のブロンズ会員は「スペシャルクーポン」や「プレミアムクーポン」が利用できます。「スペシャルクーポン」では、イオンシネマやTOHOシネマズなどの映画館を500円程度の割引で利用できたり、江の島水族館の入館券が525円引きになったりと、誰でも非常にお得に使えます。年会費が実質無料で、割引特典も利用できるのですから、ドコモ利用者以外でも保有していて損のないカードです。

 また、「dカード GOLD」の場合は、年会費は1万円(税抜)ですが、ケータイ料金に対して10%の「dポイント」が付くため、ドコモ利用者であれば検討すべきです。毎月9000円以上の通信料金を支払っている場合は年会費分のモトが取れてしまいます。つまり、実質的には年会費無料で最大1億円の海外旅行傷害保険(自動付帯)や国内28空港のラウンジ利用などのゴールドカードの付帯サービスを利用できるのです。

dカード GOLD
還元率 1.0%
dカード GOLDカードフェイス
発行元 NTTドコモ
国際ブランド VISA、Master
年会費(税抜) 1万円
家族カード あり
(1枚目無料、2枚目以降1000円+税)
ポイント付与対象の
電子マネー
iD
dカード GOLDカード公式サイトはこちら


 また、「dカード GOLD」を保有すると、「dポイントクラブ」のステージがゴールド会員になります。ゴールド会員になると「プレミアムクーポン」が利用できるので、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや東京ディズニーリゾート、劇団四季のミュージカルなどのチケットプレゼントに応募できます(「プレミアムクーポン」はシルバー会員以上が申し込める。ちなみに、15年以上もドコモを利用していて、シルバー会員資格を持っているザイ・オンライン編集部のY部員は「プレミアムクーポン」に応募してUSJのパークチケット(ペア)に当選した実績あり!)。

 このように、「dポイント」を貯めるのは「dカード」か「dカード GOLD」を保有するというのが王道ですが、もっと効率的に「dポイント」を貯める方法として、「dカード」に加えて「リクルートカード(VISA)」を併用する方法を紹介します。

電子マネーに強い「リクルートカード(VISA)」と
「dカード」を併用することで「dポイント」が効率よく貯まる!

 「リクルートカード(VISA)」とは年会費が完全無料で、還元率が1.2%のクレジットカードです。貯まるのは「リクルートポイント」で、100円の利用で1.2リクルートポイントが貯まるので、500円利用した場合は6リクルートポイントが貯まります。

リクルートカード(VISA)
還元率  1.2%
発行元  三菱UFJニコス
国際ブランド  VISA
年会費  無料
家族カード  あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
 モバイルSuica、nanaco、
 ICOCA、楽天Edy


 貯まった「リクルートポイント」は「Pontaポイント」と等価交換が可能です。6リクルートポイントは6 Pontaポイントと同じということです。

 さらに、この「Pontaポイント」を「dポイント」に交換することもでき、「Pontaポイント」から「dポイント」には100ポイント単位で等価交換が可能です。つまり100 Pontaポイントは100 dポイントに交換できるということですね。しかし、「dポイント」から「Pontaポイント」に交換するには5000 dポイントが5000 Pontaポイントと、最低交換単位が5000ポイントとなります。しかも、「dポイント⇒Pontaポイント」に交換する場合は別途250 dポイントの手数料も発生するため、「dポイント⇒Pontaポイント」はやめたほうがいいでしょう。

リクルートカード(VISA)」の還元率は1.2%、「dカード」の還元率は1.0%ですから、「dポイント」を貯めるのであれば「リクルートカード(VISA)」を使ったほうが獲得できる「dポイント」が0.2%多くなるということです。

 この「リクルートカード(VISA)」の特徴は、電子マネーに強いという点です。「楽天Edy」や「nanaco」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」のチャージでもポイントを貯めることが可能です。これに加えて「dカード」に付帯する「iD」を利用すれば、ほぼ電子マネーは制したと言ってもいいでしょう。

 では、なぜ「電子マネーに強いクレジットカード=リクルートカード(VISA)」が必要なのでしょうか? それは、電子マネーを活用すると、電子マネーのポイント還元率の分だけ、クレジットカードのポイントに上乗せすることができるためです。

dカード」と「リクルートカード(VISA)」に加えて、それぞれのカードでチャージした電子マネーを活用したときのコンビニでの還元率がどうなるのかを比較してみましょう。

 上記の表を見ればわかるとおり、現金でチャージした電子マネーで決済した場合やポイントカードを提示して現金で決済した場合と比較して、ポイントカードを提示した上でクレジットカードでチャージした電子マネーで決済した場合のほうが還元率は2倍以上も高くなります。

 上記の組み合わせ以外でも、例えば、ファミリーマートやサークルKサンクスの場合はTポイントの「Tカード」を提示して「リクルートカード(VISA)」で決済すると合計還元率は1.7%になります(Tポイントの会員ランクが「ブロンズ会員」の場合)。また、「楽天ポイントカード」を提示して「リクルートカード(VISA))」で決済すると合計還元率は2.2%まで上がります。ただし、いずれも「リクルートカード(VISA)」でチャージした「楽天Edy」で決済した場合と比較すると、「楽天Edy」の利用で貯まるポイントが付与されないので、還元率は0.5%低くなってしまいます。

 電子マネーに強いクレジットカードを活用すると、どれだけお得になるか分かっていただけると思います。

 さらに、NTTドコモの「おサイフケータイ」を利用した「楽天Edy」の場合は、貯めるポイントを「ANAマイレージクラブ」や「Tポイント」など10種類から選択することができます。その中には「dポイント」は入っていませんが、「dポイント」に等価交換できる「Pontaポイント」は入っているので、非常にメリットが大きくなります。

 メインカードとして活用するのと同時に、「楽天Edy」や「nanaco」「Suica」などの電子マネーにチャージする際には「リクルートカード(VISA)」を使い、サブカードとして「dカード」を使う。これが「dポイント」を効率よく貯める方法となります。

dカード
還元率 1.0%
dカードフェイス
発行元 NTTドコモ
国際ブランド VISA、Master
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降1250円
(ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料)
家族カード あり(年会費初年度無料、2年目以降400円+税。ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料
ポイント付与対象の
電子マネー
iD
dカード公式サイトはこちら
リクルートカード(VISA)
還元率  1.2%
発行元  三菱UFJニコス
国際ブランド  VISA
年会費  無料
家族カード  あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
 モバイルSuica、nanaco、
 ICOCA、楽天Edy

 

「dカード」をサブカードとして利用するタイミングは
「ローソン」や「ENEOS」などの「dポイント加盟店」での決済!

 通常、クレジットカードが利用できる店舗では、還元率1.0%の「dカード」よりも、還元率1.2%の「リクルートカード(VISA)」を利用するほうがお得になります。では、「サブカードとして『dカード』を使う」タイミングとはどんなときでしょうか? 

リクルートカード(VISA)」よりも「dカード」のほうが得するタイミングの一つは、やはり「ローソン」を利用する場合でしょう。ローソンで買い物したときに「dカード」で決済すると、請求時に3%OFFになるのに加え、提示で1%のdポイント、決済で1%のdポイントが貯まるので、合計5%還元を受けられます。

 もう一つは、「dカード特約店」を利用する場合です。例えば、「ENEOS」の場合は「dカード」で支払うとポイントが2倍、スターバックスで使える「スターバックスカード」にチャージするとポイントが3倍など、「dカード特約店」で「dカード」を利用すると還元率が2%以上になります。したがって、「dカード特約店」を利用する場合には、「dカード」で支払ったほうが「リクルートカード(VISA)」よりも得をすることになります。2016年4月からは「高島屋」も「dカード特約店」になるので、「dカード特約店」では必ず「dカード」を利用できるように、下記の特約店リストを覚えておきましょう。

◆「dカード」で得する主な「dカード特約店」
   店舗名・サービス名  通常時より上乗せされる
 ポイント付与の詳細(還元率)
 対象の
 決済方法
 コンビニ  ローソン  100円で5ポイント(5%)  dカード
 百貨店  髙島屋  100円で1ポイント(1%)  dカード
 伊勢丹  100円で1ポイント(1%)  dカード
 三越  100円で1ポイント(1%)  dカード
 ファッション  紳士服のコナカ  100円で2ポイント(2%)  dカード、
 iD
 紳士服のフタタ  100円で2ポイント(2%)  dカード、
 iD
 THE SUIT COMPANY  100円で1ポイント(1%)  iD
 ジーンズメイト  100円で1ポイント(1%)  iD
 洋服の青山  100円で1ポイント(1%)  iD
 飲食店  スターバックス  100円で3ポイント(3%)
 ※スターバックスカードへのチャージに限る
 dカード
 伊達の牛たん本舗  100円で2ポイント(2%)  dカード、
 iD
 ジェイアンドジェイグループ
(さかな市場、十徳や、魚や十兵衛など)
 100円で3ポイント(3%)  iD
 タクシー  チェッカーキャブ  100円で1ポイント(1%)  dカード、
 iD
 東京無線タクシー  100円で1ポイント(1%)  dカード、
 iD
 さわやか無線タクシー  100円で1ポイント(1%)  iD
 千歳昭和交通  100円で1ポイント(1%)  iD
 本・CD・DVD  紀伊國屋書店  100円で1ポイント(1%)  iD
 タワーレコード  100円で1ポイント(1%)
 ※携帯サイトでの購入は100円で3ポイント(3%)
 iD
 カーライフ  ENEOS  100円で1ポイント(1%)  dカード、
 iD
 オリックスレンタカー  100円で3ポイント(3%)  iD
 旅行  クラブメッド  100円で3ポイント(3%)
 +旅行代金がいつでも5%割引
 dカード
 JTB  100円で2ポイント(2%)  dカード
 JAL  100円で1ポイント(1%)  dカード
 JALパック  100円で1ポイント(1%)  dカード
 レジャー  ビッグエコー  100円で2ポイント(2%)  iD
 ネット通販  ショップジャパン  100円で1ポイント(1%)  dカード
 リンベル  100円で4ポイント(4%)  dカード
 その他  中部電力  100円で1ポイント(1%)  dカード
 第一園芸  100円で1ポイント(1%)  dカード、
 iD
 サカイ引越センター  100円で3ポイント(3%)  dカード

 

「リクルートカード(VISA)+dカード」を
併用することのデメリットとは?

 電子マネーに強い「リクルートカード(VISA)」と割引特典に強い「dカード」の組み合わせに死角はないように思えますが、1つだけデメリットがあります。

リクルートカード(VISA)」には「Pontaカード」の機能がついていません。また、「dカード特約店」と「Ponta加盟店」で一致しているのはローソンだけで、それ以外の店舗・サービスは現時点では一致していません。したがって、「Ponta加盟店」で提示するための「Pontaカード」は別途持たなければならないということです。

 つまり、「リクルートカード(VISA)」と「dカード」、さらに「Pontaカード」という3枚のカードを持ち歩く必要がある、というのが唯一のデメリットと言えるでしょう。

dカード」は「VISA」と「MasterCard」ブランドを選ぶことができるので、「リクルートカード(VISA)」と併用する場合には、「dカード」をつくる際には「MasterCard」ブランドを選んでおくと完璧です。

 今回紹介した「dカード」と「リクルートカード(VISA)」を併用して、「dポイント」を効率よく貯める方法は、NTTドコモ利用者以外にもお得な方法となるので、ぜひ活用してみてください。
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dカード
還元率 1.0%
dカードフェイス
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国際ブランド VISA、Master
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降1250円
(ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料)
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dカード GOLD
還元率 1.0%
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年会費(税抜) 1万円
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リクルートカード(VISA)
還元率  1.2%
発行元  三菱UFJニコス
国際ブランド  VISA
年会費  無料
家族カード  あり(年会費無料)
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電子マネー
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