第131回
なぜ日本にできない財政再建・経済成長が、英国にはできたのか
上久保誠人
この連載では、日英の金融政策、財政政策、構造改革を何度も比較してきた。それらの論考を振り返りながら、「政策をバランスよく進める」の解釈が、…
2016.5.10
国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。
第131回
上久保誠人
この連載では、日英の金融政策、財政政策、構造改革を何度も比較してきた。それらの論考を振り返りながら、「政策をバランスよく進める」の解釈が、…
2016.5.10
第130回
上久保誠人
衆参同日選断行の観測は、ここにきて遠のいているようだ。だが、筆者はそれでも衆参同日選を断行したほうがいいのではないかと考える。それは、「2…
2016.4.26
第129回
上久保誠人
消費増税に先送り論が浮上しているが、今こそ我々は将来世代に負担を先送りしない覚悟をし、財政再建・社会保障の充実を断行すべきだ。そのためには…
2016.4.12
第128回
上久保誠人
「保育園落ちた日本死ね!!!」という匿名ブログが話題だ。待機児童問題が遅々として解決しない理由の1つである「幼保一元化」が進まないことに焦…
2016.3.29
第127回
上久保誠人
広島県府中町で、中学3年の男子生徒が、万引きの非行歴があるという誤った情報が記載された資料に基づいて進路指導を受けた後、自殺した。事件の背…
2016.3.15
第126回
上久保誠人
民主と維新の新党が「野合批判」を乗り越えて、従来と違うイメージを打ち出すには、若者に対して「増大する社会保障費をカバーするために増税を行う…
2016.3.1
第125回
上久保誠人
シャープの経営再建で、産業革新機構による業界再編案は「国家による斜陽産業の延命による、産業構造改革の先送り」だ。一方、鴻海によるシャープの…
2016.2.16
第124回
上久保誠人
安倍首相が「安全保障は国全体が決める」と言うのならば、本稿は普天間飛行場を沖縄県外へ移設させるべきだと、改めて主張したい。そして、安倍首相…
2016.2.2
第123回
上久保誠人
慰安婦問題の日韓合意に関して、日本のメディアが「少女像移転が10億円拠出の前提」と報道したことで韓国で反発が広がり、朴槿恵大統領は合意と韓…
2016.1.19
第122回
上久保誠人
安倍政権は、野党がやるべき政策を奪ってしまった。このまま7月の参院選に突入すれば、野党は共産党を除き、壊滅的惨敗を喫することになるだろう。…
2016.1.5
第121回
上久保誠人
安倍政権の積極的な経済政策の陰で気になるのは、「最強の官庁」財務省の存在感が希薄なことだ。今こそ財務省は、耳が痛い「財政健全化」をしつこく…
2015.12.22
第120回
上久保誠人
急拡大する中国に、日本はどう対応すべきか。地政学的に考えると、日本など海洋国家(シーパワー)の戦略は、大陸国家(ランドパワー)の拡大を抑止…
2015.12.8
第119回
上久保誠人
民主党と維新の党が共に解党し、自民党に対抗できる勢力の結集を図る「野党再編」の動きが顕在化してきた。民主党の前原誠司元外相と細野豪志政調会…
2015.11.24
第118回
上久保誠人
シリア難民問題で本質的に重要なこととは、「人々は誰でも、自由民主主義が定着し、生命の安全、人権が守られて、雇用が確保される社会を望む」とい…
2015.11.10
第117回
上久保誠人
安保法制が成立した後、安倍晋三政権は予想通り、「経済政策」に集中する方針を打ち出した。今回は、安倍政権と英国のキャメロン政権が、それぞれ総…
2015.10.27
第116回
上久保誠人
9月に雨傘革命から1年後の香港中文大学を訪問。中心メンバーだった学生と、その運動を支えた大学教授に話を聞き、「学生運動」が成功するための条…
2015.10.13
第115回
上久保誠人
安保法案が参院で可決、成立した。筆者は安倍晋三政権による安保法制成立に反対の立場だが、それでも現在の議会多数派が提案した法律なのだ。国会で…
2015.9.19
第115回
上久保誠人
安保法案が参院で可決、成立した。筆者は安倍晋三政権による安保法制成立に反対の立場だが、それでも現在の議会多数派が提案した法律なのだ。国会で…
2015.9.19
第114回
上久保誠人
8月下旬、ロシア共和国サハリン州を訪問した。共同研究プロジェクト開始のための協議が目的だが、今回の訪問では、いわゆる「計画経済」の考え方に…
2015.9.3
第113回
上久保誠人
人工知能や再生医療が発達する未来はバラ色の社会として語られがちだ。しかし、大量失業者の発生、格差の超拡大によって、経済政策、産業政策、社会…
2015.8.27