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【第23回】 向島「すずめの御宿」――すき焼き蕎麦に煮ぬき汁。スカイツリーの下で楽しむ古くて新しい蕎麦
[2012年05月22日]
江戸っ子好みの二八蕎麦に江戸の昔の”煮ぬき汁”といわれた「江戸つゆ」を現代風に再現。。ほろほろ鳥の卵で味わう「すき焼き蕎麦」は斬新。向島料亭の女将が立ち上げた蕎麦屋は昔と今の味わいで客をもてなす。スカイツリーの下で江戸蕎麦を粋に楽しみたい。 -
【第22回】 代田橋「まるやま」――他店の蕎麦職人も食べに来る店。キレのいい粗挽き蕎麦が出色
[2012年05月08日]
他店の蕎麦職人も食べに来る本当に美味い店。切れ味のいい粗挽きせいろと逸品の肴を囲みながら亭主の人柄に触れる。町蕎麦の和やかな風情と手打ち蕎麦屋の凛とした空気感が一体となった雰囲気は、居心地がよくつい昼間からでも飲みたくなってしまう。 -
【第21回】 千葉・稲毛「泰庵」――60年前に消えたまぼろしの蕎麦を復活。遠方から客の集まる店
[2012年04月24日]
60年前に絶えた千葉在来の蕎麦が復活した。ただ、1店、「泰庵」だけがそのまぼろしの蕎麦を客膳に出す。海外帰りの客が、空港から直行しても食べたいという蕎麦と料理とは一体どんなものなのか。 -
【第20回】 本郷三丁目「江川」――蛍烏賊のつけ蕎麦。和食を極めた亭主が作る豊穣の味
[2012年04月10日]
蛍烏賊、鱧、すっぽん……、そんなつけ蕎麦が客の度肝を抜く。和食の名門「吉兆」で修業、ワシントンの大使館公使公邸の料理長まで務めた料理人は、和食を極めるほどに蕎麦へ傾向していった。そんな料理人が腕を振るう店でゆっくりと酒と蕎麦料理を味わいたい。 -
【第19回】 大塚「岩舟」――珍味三昧、蕎麦三昧、蕎麦屋酒の深みに落ちる
[2012年03月27日]
山手線の内側に、一度は訪問したい蕎麦屋がある。夕景に染まる頃、その店の窓から見える都電の風景の贅沢な馳走。珍味を箸に取り、招いた客と大人の薀蓄話が楽しい。蕎麦屋酒の奥の深さを知る。 -
【第18回】 二子玉川「宇奈根山中」――本格の天ぷらコースの締めに江戸蕎麦。大人の贅沢を味わえる店
[2012年03月13日]
天ぷらの名店、銀座「天一」で修業した本格の天ぷらコースを心ゆくまで味わって、締めには手打ち蕎麦の群雄「本陣房」で学んだ江戸風情の二八蕎麦。こんな贅沢な店に行かない手はないだろう。 -
【第17回】 小平「吟」――焼葱、納豆、胡麻を合わせた利休蕎麦が人気の粋な店
[2012年02月28日]
「讃酒」と名付けられた3種の利き酒に、肴は3点盛り合わせ。微粉にこだわった蕎麦の香りと甘みは、ふわっと広がり、はかなく消えていく。その名残惜しさに、ついもう一枚ほしくなる。藍色の暖簾をくぐり、江戸の粋蕎麦をとっくりと味わいたい。 -
【第16回】 日本橋「仁行」――極細なのに腰が強い「水こし蕎麦」が伝説を生んだ
[2012年02月14日]
名店といわれる店を4つも興した蕎麦職人がいる。その集大成ともいえる日本橋「仁行(にぎょう)」。極細なのに腰がある「水こし蕎麦」を自在に変化させて作り上げる蕎麦懐石は、大人の宴にうってつけだ。 -
【第15回】 祐天寺「月心」――すだち蕎麦で関西出汁と江戸蕎麦の組み合わせの妙を楽しむ
[2012年01月31日]
東急沿線にはよい蕎麦屋が顔を並べている。その中で開店2年半でじわりと客の心を掴んだ店がある。それが「月心」だ。関西風の出汁でつくる温汁の「すだち蕎麦」は、亭主の技が光る。旬食材の持ち味を丁寧に引き出す蕎麦料理で和やかに宵を過ごしたい。 -
【第14回】 神楽坂「芳とも庵」――幻の「津軽そば」、冬季限定の「野鴨」を出す都内で唯一の店
[2012年01月17日]
都内で唯一、幻の「津軽そば」を出す神楽坂「芳とも庵」。蕎麦好きならずとも、その味を一度は確かめたい。解禁期間に限定の希少な「青首」といわれる野鴨を使った「鴨南蛮」はまさに絶品。この格別なジビエ肉の美味さを堪能して欲しい。 -
【第13回】 根津「よし房・凛」――蕎麦料理独特の手仕事が光る。下町風情の味わいを肴にゆっくりと飲みたい
[2011年12月09日]
下町情緒の残る根津の人気店「よし房・凛」。高い製粉技術と粉を扱う職人技が作り出す「蕎麦の刺身」「蕎麦味噌の春巻き」「揚げ蕎麦掻き」は出色。蕎麦料理独特の手仕事が光る。「茄子じるせいろ」「ごぼう天そば」など種物の人気も高い。下町の粋な仕事を肴にゆっくりと飲みたい店だ。 -
【第12回】 目黒「紫仙庵」――高級住宅街にひっそり佇む一軒家。心尽くしの前菜と十割蕎麦に酔う
[2011年12月02日]
下目黒の高級住宅街にひっそりとある「紫仙庵」。昭和27年建造の一軒家を改造した、まるで古民家のようなその佇まいは多くの人を魅了してやまない。落ち着いた雰囲気の店内、香り立つ十割蕎麦、上質な器に盛られた心尽くしの前菜。ビジネスマンの会食や接待が多いと言うのもうなずける。日々の忙しさを忘れ、蕎麦屋酒を楽しみたい。 -
【第11回】 保谷「そば切り すゞ木」――手挽き蕎麦のコース料理が1500円で! 住宅街の隠れ家で至福の時を
[2011年11月25日]
モダンでシンプルな雰囲気で味わうコース料理は、前菜、蕎麦豆腐、蕎麦掻き、蕎麦二色、デザートが付いて1500円。お任せの蕎麦懐石が2500円とリーズナブル。しかも、蕎麦はすべて手挽き。このレベルの蕎麦と料理がこの値段で楽しめる店はちょっと他にはないだろう。 -
【第10回】 浦和「庵 浮雨」――十割蕎麦をクリームソースで。フレンチの技術が引き出した蕎麦の美味さに感動。
[2011年11月04日]
かつてこんな蕎麦屋はどこにもなかっただろう。蕎麦は香りの強い本格的な十割蕎麦。その蕎麦をクリームソースにつけて食べる「カレークリーム鴨せいろ」、蕎麦の白レバのつけ汁の「肝せいろ」などフレンチと蕎麦のマリアージュに度肝を抜かれる。新しい可能性を拓いた「庵 浮雨」。 -
【第9回】 新橋「大愚」――手挽き蕎麦と地鶏と無濾過生原酒。カウンター席で過ごす格別な夜
[2011年10月28日]
「こんな店があれば……」と誰もが思っていたような店が新橋に誕生した。カウンター席だけの店内に酒と地鶏と蕎麦。蕎麦は手挽き、酒は無濾過生原酒だけ、媛っこ地鶏には備長炭と、こだわり抜いた味がリーズナブルに楽しめる。まさに通な大人のための店、「大愚」を紹介する。 -
【第8回】 西八王子「坐忘」――潜り戸の先に広がる別世界。都会の喧噪を忘れ、極上の蕎麦と懐石に酔いしれる
[2011年10月21日]
西八王子の住宅街に佇む「坐忘」。その潜り戸を通り抜けると別世界へと誘われる。そのスタイルは「隠れ家」という言葉がもてはやされる前から変わらない。粗挽き、せいろ、変わり蕎麦と常時3種類が用意された蕎麦と、本格の蕎麦懐石は都心を離れ、ゆったりと過ごす時間にふさわしい。 -
【第7回】 恵比寿「丁未 坂」――和食と本格フレンチにワインと蕎麦。ちょっと欲張りな大人の隠れ家
[2011年10月14日]
和食も楽しめる。本格のフレンチも味わえて、ワインストックは常時100本余り。それが蕎麦屋というから驚きだ。連載第7回はそんな異色の蕎麦屋、恵比寿「丁未 坂」を紹介したい。落ち着いた大人のための空間で、唯一無二のコース料理は極上のもてなしになるだろう。 -
【第6回】 西麻布「祈年」――都内で唯一、発芽蕎麦と水こね十割の更科が味わえる店で豊穣な夜を楽しむ
[2011年10月07日]
都内で唯一、発芽蕎麦と水こね十割の更科という難易度の高い蕎麦をメニューに持つ西麻布「祈年・手打茶寮」。手間ヒマをたっぷりかけて誕生する発芽蕎麦、並の職人では打つことさえできないであろう水こね十割の更科。他では味わうことのできない蕎麦と、ひと手間かけた美味い肴で秋の夜長を楽しみたい。 -
【第5回】 神楽坂「志ま平」――江戸職人の粋が溢れる店内で楽しむ、巽蕎麦とお任せの蕎麦懐石
[2011年09月30日]
連載5回目は、神楽坂「志ま平」。ここは、江戸蕎麦ではなく“巽蕎麦”を看板にする。江戸の粋を体現する亭主が営む蕎麦屋の店内には江戸職人の気概が溢れている。 返しと出汁で仕事をした絶品の蕎麦懐石は、懐石料理を食べ慣れた食通さえうならせる。 -
【第4回】 芝「案山子」――本格の和懐石と二八蕎麦に命を与える“ひとしずくの水”へのこだわりが客に感動を呼ぶ
[2011年09月16日]
遊び人の父親に連れられ、小学生の頃から寿司屋で握りをつまんでいた。そんな亭主が、「安曇野・翁」の二八蕎麦に心を奪われ、修行の道に入る。蕎麦修行の後、4年半の料理修行を経て開いた店は、イタリアンやフレンチ好きの客をも虜にする。連載4回目は、芝「案山子」を紹介する。
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