実は家庭教育も同じです。その子が大人になっても困らないように、未来のことを考えて育てているご家庭がほとんどではないでしょうか。3歳の子が挨拶をできなくても責められることはありませんが、20歳にもなって挨拶もまともにできないようであれば社会でやっていくことはできません。だからこそ親は、その子が大人になって恥をかかないように、3歳のころから何度も何度も繰り返し、ときに厳しく「ちゃんと挨拶をしなさい」としつけているのです。
子どもの教育では「しつけは『つ』のつく歳まで」と言われています。実は社会人にとっても「『つ』のつく歳」は大きなターニングポイントになっているのです。そのエピソードをこちらで紹介しています。
現場も見ずに指導したつもりに
なってはいないだろうか
部下を指導するためには、まずその部下をしっかりと見て、知る必要があります。実は売れない営業マンには共通点があります。それはとにかく「印象が悪い」ということ。見た目の印象が悪い、声が小さい、目が泳いでる、あるいは威圧的な態度をとっている、などです。

売れる営業マンは魔法のセールストークを持っているというわけではなく、お客様に不快感を与えないよう、細かいところまで徹底的に意識している人が売れていることが多くあります。こうしたポイントは他の人が見るとすぐ分かるのですが、売れない営業マンは自分ができていないことに気づいておらず、売れないスタイルをずっと続けているのです。
そして、現場を見ていない上司は、部下の姿を見ていないので、何が悪くて営業成績が出ていないかも分からず、ただただ「なぜ契約を取ってこないんだ!」と上から怒鳴りつけることしかできないのです。
どんな企業に勤めるかより、どんな上司と巡り合うかによってその人の未来が変わります。今は家庭や学校で厳しいしつけをしなくなったために、社会に出て厳しさに耐えられない若者が増えていると言われています。そうした中で部下は、上司がただ言うことを聞かせるために高圧的に怒鳴りつけているだけなのか、自分のことを思って真剣に叱っているのかを、これまで以上に敏感に察知するようになっています。
旧来型のボスマネジメントは、もはや通用しない時代なのです。



