部下育成に力を入れている
管理職はまだまだ少ない

「業績向上」と「部下育成」、これは管理職の二大任務です。

 管理職になると、プレイヤー時代とは任される役割が変わります。これまではただがむしゃらに自分自身が努力をして売上を上げていればよかったところが、管理者となり会社から部門や部下を任される立場になれば、「自分が売る」の思考ではなく、「部下を育てて、部門の業績を向上させる」思考に変わる必要があります。

 ところが、実際にこの二大任務を全うできている管理者はどれくらいいるのでしょうか?日本では、管理職のポストにある人の多くがプレイングマネージャーと聞きます。日々の業務に追われてしまい、部下の育成まで手が回っていないケースが少なくないようです。

◆図1 近年の管理職に不足している能力・資質 ※上位5位を抜粋

データ出典元:「人材マネジメントのあり方に関する調査」(2014、(独)労働政策研究・研修機構)