電子マネーとも相性が良い

東京ビッグサイトで行われた日本最大級の情報流通システム展「リテールテックJAPAN2017」

 3月7日〜10日に、東京ビッグサイトで開催された「リテールテックJAPAN 2017」には、国内外から流通業界向けのソリューションを提供する代表的な企業が出展。「ワンダーレジ」は、JR東日本メカエレクトロニクスと三菱UFJニコスが共同で出展した「J-Mups」ブースで展示された。「J-Mups」は、高いセキュリティ基準で、クレジット・各種電子マネーのさまざまな決済に対応するクラウド型マルチ決済システムである。「ワンダーレジ」は、「J-Mups」対応決済モジュールを搭載し、電子マネー決済を行っている。

JR東日本メカエレクトロニクスと三菱UFJニコスが共同で出展した「J-Mups」のブース内にワンダーレジが展示された
電子マネーとの相性もよい
※交通系電子マネーについては、導入に向けて開発中

 JR東日本メカトロニクスの営業本部、J-Mups事業部長の阿保篤季氏は、「これまでもレジの無人化を促進するため、バーコードを利用する機器などはありましたが、商品を一つずつ認識させるので時間がかかっていました。AIを利用したレジはおそらく世界初で、商品を一括で迅速に認識できるのが魅力です。J-Mupsと連動し、電子マネーとも相性が良いので、全国的な普及を期待しています」と語る。